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なぜあなたは他人と比較をするのか?

どうも!とみーです。
今日もあなたが疑問に感じる「なぜ?」を掘り下げていきたいと思います。

今日のテーマは「他人との比較」です。
よく自己啓発本やビジネス書でも言われていますよね。
”他人と比較しないことが人生の幸福につながる”と。

そんなこと言われなくてもなんとなくわかってますよね。
でも実際、他人と比較しない人生なんて不可能じゃないですか?
私は少なくとも無理です。

きっとアドバイスでよく言われているのは、
”過度に他人と比較しないこと”が大事ということですよね。

ではなぜ人間は他人と比較するようになったのでしょうか?
また日本人はその気が強いと言われていますがそれはなぜなのか?
本日は掘り下げていきたいと思います。

①なぜ他人と比較する?〜自己評価のため〜
 まず人間が他人と比較する理由は、ズバリ”社会性を有する生き物”だからです。
人間は集団生活を営んでいます。
集団で生活する以上、その集団の中で孤立しては生き延びていくことは困難です。
そんな人間本来の本能があることで、周りと比較することで自分が今していることやこれからすることに対して安心感を抱いたり危機感を抱いたりするわけですね。
 この習慣は狩猟民族のように、人のコミュニケーションがある程度シンプルな時はうまく働いていました。しかし今はどうでしょう。今はデジタルで地球上の大体の場所であればどこからでも相互に連絡の取り合える複雑な世の中です。
 特にSNSにおいては、他人と比較しようと思えばいくらでもできてしまえますし、”見せ方”によっては他人から羨ましがられるところだけ切り取って見せるということも可能です。
 そんな世の中において、他人のある側面だけの情報が比較対象としてどれだけ参考になるのか?という話になってきます。
 でも本能に刷り込まれているから、無意識的に人は比較してしまうわけです。厄介ですよね。

②日本人はなぜ他人比較が好き?〜島国特有のコミュニティ依存のため〜
 これも有力な説には、日本が島国であるからという説が濃厚です。
当然、海に囲まれていて簡単には他国には行けないので、日本国内で生き抜くという意識が必要になってきます。
 そうすると、よりその中で他人と比較し、あまり外れたことをして浮いては行けないという心理が働いてしまうわけですね。
 この意識は、グローバル化が進んだ現代においても強く根付いていると思われます。理由は、日本語がコミュニケーション手段としてまだ根深く残っているからです。
さらには日本国はその他人と比較することで得られるまとまりの良さ、チームワーク、勤勉さなどが産業革命以降では大いに活かされ、一時期は米国を凌ぐ先進国へと成長していきました。
 このように島国の影響で集団生活を重んじる日本では、独自の文化や思想が根付いており、それが世界的にも興味深いアウトプットを生んでいるとも考えられます。


いかがだったでしょうか?
なぜ人は他人と比較するのか理解は進みましたでしょうか。

そうなのです、他人との比較は人間が本来から備え付けているDNAなのです。
それが昨今の世の中では、ある程度集団生活を重んじなくても生活が営めるようになったため、他人との比較がそこまで重要視されず、むしろ必要のないものとして扱われることさえあるのです。

普段から学校や会社、SNSなどで他人の輝かしい話を聞いた後に
「自分はどうしてこんなにも、、、」といつも落ち込みそうになっているあなた。
ご安心ください。その輝かしい話も、思わぬ苦労や泥臭い体験、またその人にとっても思わぬ幸運あってのものだと思います。
決して横並びではあなたと比較はできません。

大切なのは、あなた自身の好きや強み、想いをしっかりと持ち、
家族や友人との大切な時間を過ごしたり、仕事で自己実現へと繋げていく姿勢だと思います。

どうか自分軸をしっかりと持って、集団と対峙する癖をつけていただければと思います。
本日は以上です。
お読みいただきありがとうございました!

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