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【読書感想文・60歳からはやりたい放題(和田秀樹 著)】過剰な「他人のため」より「自分が楽しいこと」を選択する

Audibleで「60歳からはやりたい放題」を聴きました。

60歳以降の人生については、自分がそうなった時のため、そして今時点では、両親とどのように接したら良いかを考えるために、情報収集はしています。

著者は、老年医学が専門で著書も非常に多く執筆しており、大変参考にさせてもらっております。

本書から、

現在の高齢者は他人を気にし過ぎている。もっと自分の「楽」 の「ために行動しよう。そのほうが健康になり、楽しみながら長生きできる。

ということを学びました。正直なところ、これは全年代に言えることなのかもな、と思いますし、天寿の全うを意識し始める高齢者については余計それを意識した方がいいのだろうと推察します。

本書で終活に関する記述がありましたが、これには考えさせられることがありました。

現在の「終活」は家族に迷惑をかけないために行うものになっている

が著者の主張でしたが、思い返してみると、両親に対してこれを期待している言動が多かったように思います。

両親は普通に昭和生まれのいわゆる古い思想の持ち主なので、その言葉に納得し、むしろ自分がからそのようにしているふしがあるかもしれません。

だけど、本書を読んでハッとしたのが、「両親には人生を楽しんでほしい」ということです。遺産相続とか正直関係ないんですよね。

極論を言ってしまえば、「遺産はなくていい」という感じです。もちろん自分のこともあるので負債があれば困りますが 汗

本書を読んで、両親が天寿全うに向け、充実し、楽しんでくれているのか、そんなことを考えながら、彼らと接していければな、と思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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