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個人開発を始める前に決めておかないと後悔すること(お金の話編)

MokurenというChrome拡張を開発している@imajoです。
開発して早、2年くらい経ちました。今振り返ってみて「もっと早くから決断しておけばよかったなということ」をnoteにしました。
個人開発を始めようと思ってる人は是非参考にしてください。

リリースするかどうか

当たり前の話ですが、個人開発ではリリースせず自分や友人だけで使う選択肢もあります。
しかし、個人的にはどんなに小さなプロダクトでもいいし、恥ずかしいと思っていてもリリースすべきだと思います。
なぜなら、リリースする方が作るモチベーションも上がるし、スキルも上がるからです。
使ってくれるユーザーがいるか不安に思っているなら大丈夫です(自分はこの理由でリリースしなかったことが結構あった)。私に連絡くれれば最初のユーザーになります。

リリースすると選択した場合、継続して開発するので考えることが増えます。

収益を見込むかどうか

今から作るプロダクトを収益を目的に成長させるかどうかです。
生活のかかっている事業で始める場合、当たり前のように決めることですが個人開発だと忘れがちのことです。
収益を気にせずに始められるのが個人開発の良い部分だとは思いますが、それでも最終的には収益を見込むべきだと思います。
理由としては、開発のモチベーションが段違いだからです。別に個人開発で食べていけるようになった方がいいと言っているわけではなく、本当に1円でもいいのです。
重要なのは課金機能を導入し、見知らぬ人が自分の力だけで作ったプロダクトにお金を払ってくれる、という体験をイメージするかどうかです。

1円以上の収益の期限を決める

収益を見込むという選択肢をしたら、次に決めるのは、1円以上の収益を得る期限を決めることです。

どういうことかというと、例えば、来年度の3月末までに1円以上の収入がなければ辞めるといったようなことです。
これが決まってないと、たとえ収益を目的としていてもだらだらと開発を進めてしまいます。その原因は、他に本職を抱えてる場合が多く、だらだらと続けていても誰にも文句を言われないし、特に困らないからです。

しかし、ダラダラ進めていくのは個人開発と言えど、よくないと感じています。
なぜなら触れられるものの新しさがなくなってくるからです。ずっと同じ技術を触り続けたり、プロダクトを良くするための新しいスキルセット(デザイン、プロダクトマネジメントなど)を得ようとしなくなるからです。
だらだら続けるならいっそ今やっていることを辞め、新しいプロダクトを作り始め、自分のスキルも見直す機会があった方がいいと思います。

どれくらいの収益を見込むか

将来的にどれくらいの収益を見込むかを考えます。
月3万程度のお小遣い的な感覚か、月30万円の生活できるくらいを想定するかでは全く異なってきます。

より変わってくるのは、やはり使えるリソースです。リソースというのは時間だけではなく、モチベーションも当てはまります。会社からお金をもらってやっていない以上、モチベーション維持にも限界があります。
また、個人開発以外の生活もあるので、全てのモチベーションをつぎ込むわけにはいきません。

個人開発に対してモチベーションを高く設定しないのもまた良いことだと思います。趣味を楽しんだり、家族との時間や、本職に力入れるなど、さまざまな楽しみ方があるからです。
ただ、あらかじめどれくらい成長させるかを考えておくことで、自分の時間をどう使っていくべきか意識できます。なのでどれくらいの種液を見込むか考えておくべきなのです。


最後に

以上が個人開発を始める前に考えておくべきことでした。ただ考えすぎもよくないですよ!ある程度考えたら始めちゃいましょう。
ここまで考えたことは、あとから変わることは全然ありますし、変わっても全然問題ないです。ただ、あらかじめ自分の中で整理しておくことが大事なだけです。

個人開発をやっていく上で、時間の確保は難しいですが、それ以上に得られるものがあります。その中には普段の業務では得られないものも多くあります。

今後は個人開発に関連することや、プロダクトを成長させていくためのnoteを書いていこうと思います。
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