副業系研究者

半分副業で研究をやっている者です。

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最近の記事

noteの効用

1月にnoteでの発信を始めてみましたが、早いものでもう3月ですね。 今回は初めて発信する側になってみて、感じたことを書いてみたいと思います。 反応はモチベーションになる最初はSNS的なものに疎いので、「スキのおしらせ」メールが来てもピンと来ていませんでした。 2~3本目の記事をアップしたあたりで、徐々に「スキ」の数が増えるのを見て、「なるほど、うれしいものだな」と思いました。 研究者以外に伝わるのかわかりませんが、学会発表の時に聴衆がたくさん来てくれたのに近い嬉しさがあ

    • 解析系研究者が使うObsidian ―Output編―

      関連記事へのリンク目的と概要研究成果が概ね得られた段階では、大体の研究者は論文として発表することを検討すると思います。 論文にすることで、その研究成果は国内外の研究者の目に触れ、それが次の研究に繋がり、科学の発展の一端(私は末端ですが)を担うことができます。 このため、論文は分かりやすい論理的な構成で、全体を通して主張を統一しておく必要があります。また、細かい表現等もなるべく統一感を持たせておく方が良いと言われています。 そして、当然ながら、データ的・論理的・文章的な意味

      • 解析系研究者が使うObsidian ―Reference編―

        関連記事へのリンク 目的と概要研究を進めるうえで、重要なのが文献情報の収集と管理です。 論文では、これまでの関連研究を総括しつつ、自分の研究がその中でどのように位置づけられるのかを示すことが求められます。 文献、読むのはいいのですが、内容すぐ忘れるんですよね…。 論文執筆の途中が多いですが、後から、「こんな感じのことを書いていた論文があったけど、どれだったっけ?」となりがちですよね。いずれも私の場合は、ということですが…。 未だこの悩みが解決したとは言い難いですが

        • 解析系研究者が使うObsidian ―Organize編―

          関連記事へのリンク Organizeの目的1. 蓄積したメモを探しやすくする 2. 各研究プロジェクトの進捗を把握する 3. メモ間のつながりを見つける(副産物) 関連する状況メイン、サブ、サポートといった役割は様々ですが、複数の研究プロジェクトに関わっている場合が多いです。 このため 各プロジェクトについて それぞれ 進捗を管理していく必要があります。 メモの種類メモにはいくつかの種類を作ってます。使っていくうちに自然にできた分類なので、これからも変化していくと思いま

          解析系研究者が使うObsidian ―Capture編―

          タイトル画像はImage Creator from Designer(Edge)を使用しました。 前の記事はこちら↓ Captureの目的アイディア術やタスク管理の文脈でよく言われる話ですが、研究等のアイディアやタスクは思いついた時にすぐ記録することを原則にしています。 単に忘れっぽいのもありますが、紙の実験ノート時代から、思いついたことはとにかく記録するような指導を受けていて、それが癖になっているという方が正しいかもしれません。 ツール(Obsidian以外)ツールは

          解析系研究者が使うObsidian ―Capture編―

          解析系研究者が使うObsidian ―Introduction―

          執筆者は何者か?半分本業、半分収益を生まない副業(≒趣味)で研究に取り組んでいます。 元々は試験管を振るような実験系半分、フィールドワーク半分の研究を行っていましたが、仕事との兼ね合いや自分の適性等の諸般の事情により、現在は主にデータサイエンス的な手法で解析系の研究をしています。 (主にR言語を使用して解析しています。) 経緯Obsidian Advent Calendar 2023をフォローしていた方なら気づく人も多いと思いますが、この記事は実験系研究者が使うObsid

          解析系研究者が使うObsidian ―Introduction―