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INDEPENDENTS 参加店⑤ THE LAUNDERETTE

THE LAUNDERETTE オーナー・店主 阿保 郁子

イラスト by sundayseaside

プロフィール

あぼ いくこ・弘前市内ウィメンズセレクトショップにて20年以上キャリアを積み、独立。長年の夢であったショップを2022年3月にオープンさせた。子育てと両立しながら"自分の好きを集めたショップ"で新たな人生のスタートを切った。

イラスト by sundayseaside


ファッションに興味を持ち始めたのは中学生の頃から。

ファッションデザイナーを夢見て、数えきれないほどのデザイン画を描いてはパリコレクションの舞台に憧れを抱いていた。
「有名デザイナーの洋服に触れてみたい、着てみたい」と思うようになり、高校一年生で初めて行った弘前市内のセレクトショップで、憧れのブランドのアイテムに触れ感動した。

その感動は大きく、興味のあったブランドの洋服を着たい一心でバイトに励み、欲しいアイテムを一つ一つ集めていった。ファッションへさらにのめり込み、憧れのブランドのシャツやデニムをよく着ていた。



当時はファッション誌のスナップ撮影が弘前でも時々あり、友人に誘われおしゃれをして行った事も。

「お気に入りのベリーショートヘアーに合わせ、好きなスタイリングを組んだ。古着のマリリンモンローのプリントTシャツに、シアー感のあるグリーンのカットソーをレイヤード、ボトムスにはショートパンツ、代官山のショップで見つけたボリュームのあるショートブーツを合わせた。」
当時お気に入りだったエルベシャプリエのウェストバッグを添えたスタイリングは、雑誌に大きく取り上げられ事もあった。


その後に友人たちと学校帰りに足繁く通い、大きな影響を与えてくれたセレクトショップに就職。そこで国内外のブランドを買い付けるバイヤー、店長職として23年間経験を積んでいった。

初めて海外出張で行ったニューヨークでは、ファッションに関わらず、見る物全てに大きな刺激を受けた。
その経験が大きな原動力となり「いつか自分のお店を持ちたい」という想いを胸にファッション業界一筋で生きてきた。


その想いが実現し2022年3月に念願だった『ロンダレット』をオープン。

お店を構えるとなると土手町や駅前など人の目につく場所を選ぶ人が多い中、自分の好きなエリアである弘前公園付近の物件を探し、選んだ場所は狩野ビルという土手町から1本外れたマンションの一室。そばには土淵川が静かに流れ、一日中、陽が入りゆっくりと時間が流れる気持ちの良い場所だった。

「自分が心地良く感じる場所で好きなものを集めてそこに共感してくれる人がここに集まってきてくれればと思う。」

本当にこの建物の中にお店があるのかなと思いながら廊下を通り抜け、扉を開けると、そこに広がるロンダレットの景色。こんな場所があったんだ!とこのギャップにみんなが虜になる。自分だけの素敵なお店を見つけた、そんな感覚。


ロンダレットの扉を開けると景色だけじゃなく、香りにも魅了される。

「香りも自分のライフスタイルのひとつで日常的にやっていること。お気に入りの香りを焚くことは、仕事モードにスイッチを入れ、その一日をいいものにするための朝のルーティン。好きな香水をつけて仕事に行く、香りは絶対欠かせない自分になくてはならないもの。」

服だけじゃなくお香や香水を置いているのもライフスタイルを提案したいという思いから。

「ショップのセレクトについては、ずっと追いかけていたブランドに熱い想いを伝え、オファーした。どんなデザイナーが手がけているかが大事で、そのデザイナー・ブランドのフィロソフィーに感動したものをセレクトしている。一番大切にしているものは、暖かさのある人との繋がり。」

自分の身に付けているものにワクワクし、ちょっと自分に自信が持てるようになる、そんな場所がロンダレットなのだ。

(文・写真 三上 未夢)


THE LAUNDERETTEの応募景品


THE LAUNDERETTEで使える
税込10,000円の商品券(20名様)

スタンプラリー参加方法は↓


THE LAUNDERETTE 基本情報

土淵川沿いの雑居ビル2階にあるセレクトショップ
ドアを開けると大きな窓から光が差し込む明るい店内に国内外のデザイナーズアイテムが並ぶ


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