見出し画像

逃亡者の掟「おきて」

人生において、時に、すべてを
投げ捨てて逃げたくなる。そんな時がある。

自分が懸命にやってきたこと、
こいつが誰かを傷つけていた。
悲しませていた。苦しませていた。
この事実に直面し、目を背けたくなる。
そんな時がある。

自分のやることなすこと、
もしかしたら、存在自体が間違っていた。
そんなふうに感じてしまう。
そういう時がある。

そんな時は逃げたくなる。
時には逃げても良いかもしれない。
でも、そんな逃亡者の時に、
決して忘れてはいけない。
そういうことがある。

他人をもう傷つけたくないから
逃げるんじゃない。
自分がもう傷つきたくないから、
逃げるんだ。

自分がこれ以上傷つきたくない。
だから、逃げる。
これじゃ格好つかない。
でもそれでいいじゃない。
そんなふうに思うんだ。

どうせ逃げるんだから、
もう自分が傷つきたくない。
そうやって泣いている。
ありのままの自分を認めるんだ。

それからはじまるんだ。
ぼろぼろに傷ついた、
そんな自分の心を癒す。傷を治す。
そんな時間がはじまる。
そういうことなんだ。

そうやって自分をみてゆくと、
わかってくるんだ。
他人を傷つけたとか、
他人に傷つけられたことなんか、
ほんのかすり傷だってことを。

致命傷になる傷は、自分が自分で
自分を斬り刻んでいる。
そういう行為が大問題だったって、
そこに気づくんだ。

人生、時には、逃げたくなる。
そんな時がある。もちろん逃げても良い。
でも、決して決して忘れてはならない。
逃亡者の掟がある。
そんなふうに感じるんだ。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

嬉しいです‼️感謝します✨
4
札幌にて15年間中学校教師として勤務。青年海外協力隊参加を機に退職、ウガンダ共和国にて2年間、青少年に野球指導を行う。指導したウガンダ高校生は、2008年に札幌ドームでの親善試合に招聘された。著書に「日本人という生き方」が ある。㈱インディヴィジュアル 代表取締役
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。