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綺麗な空気を求めてムンバイへ

毎年大気汚染の一要因になるディワリというインド最大のお祭りの爆竹。それらを避けて少しリフレッシュしようということでムンバイへ。
この時期は大気汚染がひどく日本人は皆インドから脱出する傾向にあります。

2時間少し乗って降りると、青い空…!!きれいな空気…!南国によくあるソテツの木‥ここは九州なのでは?(大げさ)
ディワリ休暇はヒンドゥー教徒は家で神様をお迎えするため、渋滞で有名なムンバイもディワリ当日はすごく空いていて、ホテルまでもすぐ着けました。

デリーでタクシーを利用する際にはBluSmartというタクシーアプリを使いますが(シートベルトがちゃんとある、車の中が清潔、運転手のクオリティが高いため。デリー近郊のUberはトラブルが多く言い合いが日常茶飯事とのこと)、ムンバイはUberで問題ないということでUberを利用。
運転も安定しており、特に会話もなく(※)まずUberの時点で大感激。
(※)夫はインド出張時、うっかり色々話したら「知り合いの店」を多数回られ大変疲弊したことがあったので会話がない運転手はポイント爆高

街並みもヨーロッパのようでごみも少なく、「ヨーロッパに行きたくなったらムンバイに来よう」と思ったほど。イギリス統治時代の建物が残っているため、雰囲気も西欧風、街歩きを楽しめる素晴らしい街でした。

ムンバイ中心街の街並み。ヨーロッパのような建築物が並ぶ

老舗のレオポルド・カフェやタージマハルホテルやインド門を巡り、その建築の美しさと空気のきれいさに圧倒された日。
エレファンタ・ケーブスという世界遺産を見に行こうとしましたがフェリーの列があまりにも長蛇すぎ+間隔が詰められすぎていてやめました‥‥
これ全部人ってホント…?

長蛇の列すぎて一瞬で並ぶのをあきらめた

ムンバイに住まれていた日本人の友人が電車も使っていると聞いていたのでその後はインドで初めての電車乗車(ディワリなのでガラガラ)。女性専用車等もあり東京の電車みたい。

ムンバイの電車。ホームも割と綺麗


山手線くらいの頻度でかつほぼまったく遅れず運行されていることに驚き。だけど少ないスペースにでっかいお尻つっこもうとするおじさん、アウト!
目の前の少年たちが「この人たちシッキムかな?マニプールかな?(インド北東部)」と我々の出身地を当てている。ジャパンだよ!

電車の片側のドアがずっと開いており、しかもおそらく風を感じたくてドアのないドアの場所(ドア開いたままなのでどう形容していいか不明)に人がわんさか立っていたり、駅に着いたら飛び乗る人もまだ駅に到着していないのに動く電車から降りる人もいて、びっくり。もちろん電車は駅ではしっかり停車しているので問題なく乗降しました。なんていう運動神経!
ドアがないところは違うけどそれ以外は日本の電車と一緒!(ざっくり)

ディワリなので全然混んでいない車内(顔写してごめんね少年)

クリスチャンも多いとのことで教会もあり感激しました。
なぜか教会は裸足で入るようになっておりそこはカトリック式ではないのだなと思いましたが、ヒンドゥー語で説明が書いてあるのに感激。教会の通りを歩いているとリキシャにもJESUS等と書いてあり可愛かった…!

街中どこでも歩ける(感激)ので、少しまわりを歩いていると子供たちがディワリ用の爆竹を鳴らしている…!お願いだから至近距離で鳴らすのはやめてネ
今度はまたUberに乗ってJuhuビーチへ。
ビーチに近づけば近づくほどすごい人盛りだけどまさかみんな海目指してるわけちゃうよね‥と思いながら歩いていたら「DRIVE, DON’T FLY」の看板が。

DRIVE, DON’T FLY

確かに高速出しまくると車って飛びそうになるよねきっと…
お願いだから我々の近くでは車を飛ばさないでネ‥インドの看板は突然こういうのがあって面白い。

そんなこんなで目的地についてみたものの、海よりも人の多さに衝撃を受けました。絶え間なく「Photo?」と聞いてくる写真屋さんのおっちゃん。でもデリーよりもしつこくない!感激!

自分たちの写真を撮るよりも人がいすぎる状況を撮った方が面白いので夏の鎌倉の数百倍人がいる海岸の写真ばかりを撮りました。
砂浜が足跡つきすぎてコンクリートのように厚い‥ここ1日何万人来てる…?!
ムンバイはデリーよりもイスラム教やシク教の方が多いようでみんな身なりが異なっていて面白いです。

人人人人人人

なぞの装置?機械?みたいなものが野放しにおいてありみんなが椅子にしていたり…賢いネ
そして日本の砂浜よりもごみは少ない気がしました…!人に圧倒されまくりだけれどとにかくアラビア海をこの目で見れて感激。

海を出て(人が多すぎてすごい)帰路につくとこれまた長蛇の列。
みんなバスを待っている列らしく、インドの方は基本的に人の多さにも混雑にも慣れていて強い‥と改めて恐れ入った次第でした。
バスは電車よりも安く距離によっても違うのですが、10ルピー(日本円20円弱)なので、安さで言ったら絶対にバスになるんだろうなと思いながらUberでホテルに戻りました。

海から出ているバスの列(乗るのにどれだけ時間がかかるんだろうか…)

ディワリ当日だったので、ムンバイはデリーよりも(おそらく)爆竹の規制が厳しく、昼間そこらじゅうで爆竹が鳴らされることはなく、快適‥ですが夜はやはり大騒ぎ。(デリー・グルガオンだと町中のマーケットでも爆竹鳴らしたりするので全然違う)

夜からは規制なんてあったんか?と思う程の花火爆竹大会で、花火大会会場で眠っていた気持ち。でも爆睡できたのでおそらくこの半年で何か鳴っていても眠れる力はついた気がします。(いらないスキルすぎる)
インド人の友達に「爆竹やばない?」と話したら「こんなんじゃ足りない、I want more」と言っていてレベルが違うわ…と思ったのでした。

海鮮も美味しく、人もデリーより穏やかでヒンディー語よりも英語が通じ、せかせかしていない街(すべてデリー比notジャパン比)、ムンバイは大好きな街になりました。また来たい!

カニのカレー。めちゃくちゃ美味しかった!!!!
お値段は可愛くなかった

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