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デザインのつくり方

新卒2年目の時に博報堂のコピーライターさんと、ヤングカンヌに挑戦していました。そのコピーライターさんは半端ない量の案件に関わっており、どうやって大量のクオリティの高いコピーを考えられるのか不思議でした。

ヤングカンヌが終わった時に、その疑問をぶつけてみると
「24時間考えていて、机の上では書くだけ。」
とおっしゃっていました。

クリエイティブを早く仕上げるコツはここにあります。
そのことを書こうと思ったら、自分よりもわかり易く記事にしてくれていたので、まずは以下を読んでみてください。
ここでは、もう少しデザインを対象に書いていきます。

1. PCの前でデザインを考えるな

案件が来てすぐにPCの前に座って、手を止めてウンウン唸ってデザインのアイデアを考えているのは時間の無駄です。
まずはデザインを考えるための素材と枠を作りましょう。

  • 案件の深掘り、競合他社の調査、参考サイトのピックアップなどなど

  • デザインの大枠の手書きラフ

ここまでは考えなくても出来る作業です。ここまで出来たら、作業は終えて退勤しましょう。

2. 好きな方法で思考しよう

私は散歩やシャワーなど、頭に血を上らせる方法で思考するとアイデアを閃くことが経験として分かっています。
あなたはどんな方法で思考すると閃きが起こりますか?
同僚や友達と話す時か、ホワイトボードに描くのか、iPadを使うのか、方法はさまざまですが合った方法を探しましょう。

FigmaやXDを使うのは良くありません。デザインツールに縛られて、デザインアイデアをジャンプすることができないからです。ツールは利用するものですが、利用されているデザイナーの方が多いでしょう。

3. PCを使うのは作業のみ

私がプレゼン資料を作る時は、帰宅時の散歩やシャワー時間で大枠を考えておきます。実際にPCでプレゼン資料を作るときは何も考えていません。考える時間がないので、作業はすぐに終わります。
仕事が遅い人は、プレゼン資料の内容をPCの前で考えています。三宅さんの記事にあんるように、思考と作業は分けましょう。

デザインも同じです。
デザインのアイデアは業務時間外に考えておきましょう。業務時間はPCの前に座って、デザインを作りながら考えていたアイデアを検証する時間になります。

最後に

この思考と作業を分ける方法は大量の仕事を早く終わらすための、必須のスキルになります。知っていると知らないとでは、作業効率に雲泥の差がつくのではないでしょうか。

最後にオススメの本を紹介します。とっても短い本で、すぐに読めますが普遍的な内容になっています。プランナーの後輩に配ったり、会社でも紹介したりしている、本当にオススメの本なのでぜひ読んでみてください。


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