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組織と個人 No.1179

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2024年3月26日 「DayOne日記」No.1179
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

最近、ドラッガーを読んでいるせいか
組織と個人の関係性について考える機会が
多くあります。

我々は、
経済的な側面や「誰かのために」という
社会貢献も含めて働いている部分が少なからず
あるのではないでしょうか?

そのために、
企業に労働力を提供している。

一方、企業としては
その労働力や専門性を必要としているのです。

それらによって、
組織として社会への
価値提供につながるからです。

つまり、
我々の専門性や労働力を組織の中で
使うことでより、有益なものに変換する。

逆に、我々も
組織を利用することによって
個人だけでは成し得ない社会貢献であったり
自己成長にもつながっていくのです。

そう考えると、
主従関係でありながらも、実は相互に補完し
Win-Winの関係性にあるともいえます。

それらをドラッガーは
「道具」という言葉を使いながら
以下のように表現しています。

ーーーーーーーー

知識人は、
組織を道具として見る。

組織のおかげで、
彼らは彼らのテクネ、すなわち、
その専門家された知識を生かすことができる。

他方、
マネジメントは知識を道具として見る。

いずれも正しい。
両者は対照的である。

しかし、
対立ではなく対極の関係にある。

両者が両立するとき、
創造と秩序、自己実現と使命達成が可能となる。

ーーーーーーーー

という言葉です。

組織は、社会的な使命の実現に向けて
我々の知識が必要。

我々も自らのキャリア形成にあたり
その手段として必要になるのです。

ということを考えれば、
本源的にはフラットな関係性。

だからこそ、
一つの組織だけに固執することもないのです。

自らを
必要としてくれる組織も存在する。
それが組織にとっても必要だから。

資本主義社会の中で、
我々は出来る限り自己実現を果たすために
組織を使うということ。

そう考えていくと、
会社や働くことに対しての考え方や
見え方も少し変わってきます。

スタンスの問題かも知れませんが…(笑)

でも、こういった側面から
組織と個人をみるということも、
また大事な視点になると感じる
今日この頃です。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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