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「自分が思う自分」と「他人が思う自分」にギャップはありませんか? No.563

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2022年7月18日 「DAYONE日記」No.563
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。プロフィールは以下の通りです。
https://editor.note.com/notes/nbb31358271e4/edit/
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おはようございます。

先日、会社である後輩(A君)と
打ち合わせをする機会がありました。

そのA君は、私なんかよりずっと
しっかりとしていて、何でもテキパキこなし
動くことができる。
そして、堂々と自信溢れる様相。

だから、私の印象としては色々と
まかすことができる後輩という印象があったのです。

そして、何気にA君に…

「A君って、しっかりしているよな…。
 よく周りから言われへん?」

と聞いてみると…

「井上さん。そう見えるだけです。
 お世辞かも知れませんが、
 周りから言われたりします。
 でも、私自信は、全然自分に自信がなくて…。

 だから、今は自分の自信となる強み、つまり、
 専門性が欲しくて専門職をやっているのです。
 まさに、もがいているのです…」

という回答があったのです。
私が意外だったのは、「自分に自信がないのです」
というA君の発言です。

確かに、A君は、この1年間とある
専門性の仕事をしているのですが、自信が欲しくて
やっているとは全く思わなかったのです。

むしろ、専門性を学ぶ前から
彼は堂々としていたので…(笑)

でも、本当に不思議なもので
同じ人間を見ていても、自分と他人では
その印象や感じ方は異なるのです。

今回でいえば、

本人からみれば、「自分には自信がない人」
他人からみれば、「自信がある人」

というギャップが生まれているのです。

これは、まさに人間というのは
自分のことは自分で客観視できない、ということ。
目はまつ毛を見れないのと同じです。

本当に自分というのは、自分の中で
勝手に思い込んでしまう部分もあるのです。

周りから見れば話上手な人でも
自分は口下手だという人も結構います。

これは、まさに人の思い込みが…。

今回、A君には、自信がある人に見えるから
しっかりすれば大丈夫、という話をしました!!
彼も、一応納得してくれたようですが…。

本当に、人間は自分という存在を客観的に
俯瞰して見ることができないのです。

そして、他人からどう見られているのか
分かりにくいものです。

だからこそ、他人から自分に対しての
意見や評価、フィードバックがある環境、得られる環境が
とても大切になるという事です。

人は、自分が自分のことを1番よく分かっている
つもりでも、意外にそうではないこともあるのです。

だから、周りから意見をしっかり聞くことが出来れば
本当の自分の姿が薄っすらでも見えてくるのです。

それを繰り返すことで、自分の解像度が上がり
4k、いや、8kといった形でくっきりしていくのです。

そのためにも、
自らが他人の目に触れる機会や環境に飛び込む事。
そして、他人からフィードバックや評価される立場に
なるということが大事です。

そういった環境を作る事で
否応なしでも他人から意見や評価を
もらうことができるのです。

それは、良い意見もあれば悪い意見もあります。
それを自分が受け入れる覚悟を持つ事です。
その覚悟ができれば、その環境に身を置くことが
出来るはず。

でも、そうやって自分事として受けれるからこそ
自分の成長になるし、何より自分の探しになるのです。

つまり、自己の再発見になるのです。
そうやって自己の再発見や自己認識の書き換えにより
自分の行動がまた加速していくのです。

だから、他人の目に晒される環境は、
プレッシャーはかかりますが、それを乗り越える
ことが大事になるという事です。

楽して何を変えることは出来ないと。

という事を考える機会になりました。
A君、私が受益者としてありがとうございました(笑)

でも、A君は自信を持ってください。
大丈夫です!!

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