データの可視化

可視化(見える化)をするというキーワードは近年よく聞かれるようになり、見える化によりモチベーションの維持につながるとか、確認が簡単になり間違いが減るとか、さまざまなメリットがあると伝えられている。

もともと私自身は、売上会議などの資料はパワーポイントで作ることが多かったため、必然的にデータの可視化をしてきたが、普段取り扱っているデータを徹底的に可視化したところ、ルーティンワークが体感で8割以上減った。

例えば、週の売り上げを確認する定例会議用の資料作成と現状把握を行うため、月曜日は5時間ほど費やしていた。(この5時間には、会議のためだけではない資料作りも含まれるため、実際には4時間弱かもしれない。)
ただ可視化により、現状把握は10分程度、資料作りは5分とさらなる複雑な解析を必要としない限りはたった15分で月曜の朝一の厄介な仕事が終わる。

ここまでに資料作りの時間を圧縮できたのは、Power BIという可視化ツールによるもので、いわゆるKPI ダッシュボードというもの(下記イメージ参照)をいろいろな角度から作成し、各種レポート用、会議用と複数種類作成しすべてを定型化することに成功したためとなる。

このような可視化ツール、自分でフォーマットを作る場合には必要に応じてダッシュボードを作ることで時短に一役買うのは当然ではあるが、チームで利用することにより、同じKPIを同じ目線で確認し常に定量的なデータの解析ができる。

チームのメンバー、一人ひとりが独自のレポートフォーマットで独自のスタイルでの分析・・・とならず、同じ角度から売り上げ分析等が可能になることで、現状把握がよりしやすくなるというメリットもあるし、個人間のデータ活用レベルを均一にしやすいというメリットもある。

データの可視化によるメリットは、時短だけではなくほかにも多く上げることができるため、どのレベルのデータであっても、定期的に確認をする必要のあるデータを取りまとめている方々には広く使ってほしい可視化ツール。
残念なことに、エクセルより少しだけ高度な技術が必要となる。
もう少し簡単に使えるようになれば、時短、ルーティンワークの効率向上に大きくつながるのに・・・と残念に思う。

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