今ごろですが、昨年10月末「Japan Mobility Show 2023」（旧東京モーターショー）に行きました。

「MAZDA ICONIC SP」を見るために。

いろいろ喋りたいことはありますが、多分言葉はいらないと思います。

美しいクルマです。
皆さんはどう思いますか？

このクルマはマツダが言う「引き算の美学」の完成形なのではないかと思っています。

もう一度、一枚目の画像を見ていただきたいと思います。

角を出来る限りなくし磨き上げたデザイン。
付いているものは、RX-7を思わせるリトラクタブルライトくらいしかないように見えます。
あとはひたすら面。多くのクルマにあるキャラクターラインも全く入っていません。

これだけ無駄をなくしても、マツダと分かるデザインのすごさ。

残念ながら市販化される可能性はかなり低いのですが、マツダの担当者さんは「皆さんの反響が大きければ販売できるかもしれない」と語っており、何かしらの形で市販化される可能性もあると言えます。

実際「MAZDA ICONIC SP」の周りには常に多くのメディアや自動車ファンがおり、とても注目度が高いブースでした。時折「頑張れマツダ！」の声も聞こえてきて、マツダファンの私にとって込み上げるものがありました。

マツダブースには初代ロードスターも展示されていました。現在のマツダのスローガンである「人馬一体」と「走る歓び」はこの時から変わりません。

初代ロードスターも余計なものがないシンプルなスポーツカーで「MAZDA ICONIC SP」と共通しています。

今のマツダが目指すクルマは、まさにこの初代ロードスターと言えるかもしれません。

私と一緒に「MAZDA ICONIC SP」をご覧いただきありがとうございました。

マツダのデザインを解説しました↓