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マルチに使える保存容器で、料理が捗る――120年以上愛され続けるWECKの魅力

先日<宣伝会議 編集・ライター養成講座>で課題を提出した。自分では「こんなのでいいのかな・・・無難に書けているけれど、特徴がなくてつまらないのではないか」と自信がなかったが、意外にも、「優」「良」「可」「不可」で言えば「良」くらいの好評価をいただくことができた(味がない文章じゃないですか?と質問したところ、「味ってのつまり癖。癖がないのはそれはそれで良いこと。そこは内容の濃さでカバーだ」とアドバイスいただいた)。記録のため、課題の内容をnoteに残しておく。

課題本文

愛されるには、理由がある

 これほど使い勝手が良い保存容器が他にあるだろうか。料理のプロから一般家庭まで広く愛され続ける「WECK」。1900年創業のドイツのガラスメーカーWECK社が作るロングセラー商品である。
 もともとは食品を常温保存することを目的として開発されたものだが、電子レンジやオーブン調理も可能なため汎用性が高い。美しい薄緑の、程よい厚みがあるガラス製で丈夫。どことなく懐かしさを感じさせつつも洗練されたデザインは、たくさん集めて並べたくなる魅力がある。

 常温で長期保存ができる秘密

 「WECK」を使って長期保存をする方法はシンプルだ。付属のガラス蓋を別売のゴムパッキンとステンレスクリップを使ってしっかりと閉じ、湯の中に沈めて煮沸する。食品が傷む原因の微生物を熱により死滅させ、気圧差を利用して真空状態にすることで長期保存が可能となるのだ。煮沸時に湯が容器に入るのではと不安になるが、気圧差の効果により、正しく容器が閉じられていればそういうことは起こらない。
 しっかり煮沸密閉された食材は、ジャムやソース類であれば半年、煮込み料理やオーブン料理は3ヶ月、冷暗所で保存可能である(未開封の場合)。平日は忙しいが休日は趣味で凝った料理をする、という人にとってはぴったりだ。

 

普段の料理にも大活躍な「WECK」

多めに炊いた米は、「WECK」に入れ、ガラス蓋をかぶせて冷凍してしまおう。急熱にならないよう注意して電子レンジで解凍すれば、まるで炊き立てのようなおいしさが味わえる。しかもラップを使わないので、エコかつ経済的。
 グラタンなどの焼き料理をはじめ、カップケーキやフォンダンショコラなどのデザートも作ることができる。シンプルでかわいい見た目なので、そのまま食卓に出しても映える。
 余った料理や野菜の切れ端などは「WECK」に入れ、ガラス蓋を乗せて冷蔵庫に入れれば2日間程度は大丈夫。ラップで包むより手軽だし、プラスチック製の容器と違って食品の匂いが容器に残らないため、どんな食品でも安心して保存できる。
 しっかり蓋をしたい場合は、別売の蓋を使えばよい。素材はシリコン製・プラスチック製・木製の3種類。漏れが心配であればシリコン製、見た目重視なら木製、というように目的で選ぼう。
 容器本体のラインナップは全42種類、容量は25mlから3250mlとバリエーション豊富だ。使い方は無限大の「WECK」。お気に入りをそろえれば料理がもっと楽しくなること間違いなし。

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