まだ形になっていない思考のメモ書き(2023年3月)

フィードバックの大切さを痛感している今日この頃。



利益の最大化が目的にあると、際限のないエゴからの声を聞き続けた方が都合が良い。 消費者のエゴを聞き続ける行為が、生産者がエゴに苦しめられる働き方を作っている。 " お客様 " のエゴからの声よりも、本来の願いからのニーズを聴くのだという覚悟が組織にできた時、主客未分はおこるのだろう。

ただ、この課題が日本で長年、解決されないのは、それがエゴの声なのか、本来の願いからの声なのか、聞き分けることが難しいという要因が大きい。 特に「社員のため~」や「家族のため~」など、一見、利他的にみえる恐れや不安からくるエゴからの声は、本来の願いと誤解しやすい。

感情や身体感覚もつかって、自分の本来の願いを聴きつづけると、恐れや不安を引き起こす無意識の思い込みに気がついていき、同時に他者のエゴと願いを聞き分ける解像度も上がっていく。 コーチングやセラピーやリトリートなどは、この流れを加速することができるし、その役割を担っていると思う。

成功報酬型に近いし、ピアボーナスとも似ているけど、 " ない " と思っていたもの (例えば自己肯定感とか、家族への愛とか) が、" ある " と気が付いた時、 それは、もともとあったのに当たり前ではないと気がついた時、 もともとあるものに対して「有り難い」と思えた時に生まれる報酬って面白いかも。

報酬体系の全てをそれに切り替えるのではなく、チップのような追加報酬型か、あるいは、1日何名まで、のような枠をもうけるか。 この報酬体系を取り入れたい人達で協働することで、本質的な意味での感謝とお金のつながりが広がっていくのではないだろうか。

競合だから。
未熟だから。
本質的ではないから。

願っている世界に近づく扉は、救いたい誰かを探すことよりも、 近しい願いを持っているのに協力しあえないあの人たちへの違和感に気が付き、 その人達に投影している自分の恐れや不安を認め、その奥にある思い込みの壁が見えた時に開いていった。

下北沢で演劇鑑賞。下北沢、めちゃくちゃ素敵に生まれ変わっている!新しさの中にも「古き良き」もしっかりと残っていて、暖かみのある街づくりに惚れ惚れ。

プロジェクト「Appreciation」 価値がないと思っていたものの価値に気が付くことで、自分の中にあるものの有り難さに気が付き、審美眼を磨いていくメディアを育てるプロジェクト。

取り上げたいテーマ
・一流シェフが廃棄食材を蘇らせるオランダのお洒落レストラン
・「呼吸」「傾聴」「感謝」を体感できるワークショップ
・伝統芸能の" 能 "から学ぶ日本人の死生観と美意識
・何もなくて豊かな島: カオハガンから学ぶ自己肯定感
・森の中で対話する"リトリート"で得られるもの

うーん、言語化いまいち。 まだまだ磨こう。

凄いニュースだ!

イランとサウジアラビアの関係正常化発表に続き、ロシアを訪問している中国の習近平国家主席。 その“仲介外交”の行方と本気度に世界の関心が集まっています。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/feature/2023/03/20/30265.html

エッセンシャルワーカーという言葉は、今後、10年くらいかけて 「社会を成り立たせるために必要な仕事を担ってくれている人たち」から、 「分担しあうことで、自身の全体性を取り戻していける仕事の先生」という意味合いに変わっていくと思う。

学びの流派で別れてしまうの、勿体ないと思うんだよなあ。1つのコミュニティに留まると、どうしてもそうなってしまうので、いくつかのコミュニティに行ったり来たりすることで、分かってきたことは、学びの根っこも、願っている世界観も近しいなあと。もっと協力しあうには、何があるといいんだろう?

試そうとしていること

①チーム同士がケアしあう仕組み
(オープンダイアローグ型式で、チーム単位の振り返りをフィードバックしあう)
②チームを超えて、学びや体験を磨き合う道場
③チームを超えて、15分単位でリトリートしあえる交流場(チェックイン、瞑想など)

これまでの価値観で、"頑張り続ける"と、
・人は足りない
・経費は高い
・価格は上げられない
が悪化していくのだろうなあ。
世界情勢の悪化は、どうにもできないけど、自分の中で、"頑張る"の捉え方を変えることはできる。 "価値がない"と捉えていたものを"価値がある"と気が付く、その範囲を広げていく。

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