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2024年に読んだ本 5

⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)

皆さんこんばんは
フリックフラックいっぽです。

いつも僕の記事をお読みいただき、
ありがとうございます。

さて今日はね、
2024年に入ってから
僕が読んだ本について
ただただ書く記事の
第5弾です。

去年からの記事を
全てマガジンにまとめてますので
こちらもお時間ある時に是非
お読みください

去年と同じように今年も、
読んだ順番に書いていこうと
思います。

めちゃくちゃ話題になった本とか

そんなもん紹介されんでも
知ってるわ
みたいなやつは

僕みたいなもんが
どうこう書いても
しょうがないんで

タイトルだけ載せて
ある程度省きつつ
進めたいと思います。

あらすじとかは
ネットで検索すれば
すぐに出てくるので

なるべく内容の核心には触れずに
それ以外の部分、

僕が感じたことや
その本のテーマと深く関わった時の
出来事なんかを中心に
掘り下げていければなと
思います。

それではスタートです。
(一部、敬称略でいきます)








『むらさきのスカートの女』 今村夏子


1冊目です。
これは5年ほど前に刊行された小説ですね。

第161回芥川賞受賞作ということで
話題になってましたし
本屋さんで何度か見かけてはいたんですが
このタイミングでやっと読めました。

まずね、
この本の感想を一言で表すと
気持ち悪い
ですね。

こういう書き方をすると
めっちゃ乱暴ですけど
気持ちが悪いです。

どういう物語か
簡単に説明しますと

主人公はね、
タイトルにもなっている
むらさきのスカートの女の存在が
非常に気になるわけですよ。

だから、色んなお節介をして
何とか自分と同じ職場で
働くことができるように
誘導するんですね。

そこからストーリーが
はじまるんですけども

この時点でもう既に
気持ち悪いでしょ

普通しないでしょそんな事

どういう種類のストーカー行為?
ってなるんですよ。


でね、驚いたのが

この本にはね、
著者の方の
芥川賞受賞エッセイが
収録されているんですね。

そのエッセイの中で
自分も気持ち悪いなぁ
と思いながら
書いていた
みたいな記述が
あるんですね。

ここで僕はね

いや、本人も気持ち悪いって
思ってたんかい!
ってなりまして


自覚してるんですよ。


本を読む時って
その本の内容や
場面、状況設定を
映像として
脳味噌に思い浮かべる人が
多いと思うんですけども

この小説を読んでいる間は
常に薄気味悪い映像が浮かんでいましたね。

すごく短いですし
ネット上に色んな人の感想とか
載っているので

読んだ後に
自分の意見と
他人の意見を照らし合わせてみると
面白いと思います。




『死に金』 福澤徹三


2冊目です。
これは10年ほど前に
刊行された小説ですね。

巨額の資産を貯め込んでいる
矢坂という男がいまして

この男がね、
死にかけているんですね。

そうなると気になるのが
遺産じゃないですか

全体の内容としては
その財産を巡った
周りの人間たちの
群像劇みたいな感じですね

短いお話が繋がっている
連作短編集です。

なぜかこのタイミングで
サブスクのオススメにあがってきたので
読んだんですけど

僕はね、
あまりこういうハードボイルドな感じが
好みでは無かったので

そういう作品が好きな方に向いているかも
しれませんね。





『八月の御所グラウンド』 万城目学


3冊目です。
これは去年の夏に刊行された小説ですね。

第170回直木賞受賞作ということで
今も本屋さんの
目立つ場所に置かれていますね。

京都が舞台なんですけども

そういう小説って沢山ありますよね

京都の大学出身の人間が多いからでしょうか

著者の方は
大阪府出身で
大学時代を京都で過ごしたそうなんですが

僕もそうなんですよね。

18歳の時から京都で一人暮らしを
はじめて

そういう多感な時期を過ごしたものですから

今後の人生について
とか
友情について、恋愛について
とか
重要なのに
答えの無いものをただただ考えていた場所が
ほとんど京都なんですよね。

だから、出身じゃなくても
京都について書く人って
多いのかもしれないですね。

内容はね、
京都における
青春と感動の物語
みたいな説明書きが
多いですけど

そこまで当てはまってないような気がします。

かなり誰にでもオススメできますね
この作品は

人を選ばないと思います。

前回の記事でも言いましたけど

もし今、
何か本を読みたいなと
考えていて

でも、何を読んだら良いのか
わからないという方は
とりあえずこれを
読んでおけば良いんじゃ無いでしょうか

面白くなかった
とか
読みにくかった
とか
ならないと思います。



はい、今日はここまでです。

ここまで読んでくださった皆様
ありがとうございました。

ではまた明日

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