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観葉植物と暮らして約8年。成長する姿を見ていると、私にとっては人生の教訓を感じとる時があります。

小さい頃から植物を見ることや育てることが好きでした。

今は6種類の観葉植物とともに暮らしています。

アルテシマ
ウンベラータ
エバーフレッシュ
フランスゴム
パキラ
ウスネオイデス

長いものだと8年ぐらい一緒にいます。

この間、私の勉強不足もあって色んなトラブルがあり、乗り越えてきました。

たかが観葉植物なのかもしれないのですが、私にとってはその様子から人生の教訓を感じとる時があります。

おおげさかもしれないですが・・・笑

今回はそんなお話をまとめてみました。



一番新参者のウスネオイデス

過去の観葉植物トラブルとそこから学ぶ生きるための教訓

寒さショック!⇒ ”力を蓄える時期ってのがあるんだ"

すきま風が入ってくる古くて寒いアパートに住んでいたことがありました。

引っ越してきてはじめての冬。

部屋の気温が一桁になることもありました。

あまりの寒さに耐えかねたのか、アルテシマ、フランスゴムの葉っぱがみるみると全落ちしました。

幹はしわしわになってしまって。

泣きました・・・

急いで暖房器具を増やし、部屋を温めたけど、冬の間は元には戻りませんでした。

気が気でなかったです。

春になって新芽が出てきた時は、本当にうれしかったものです。

よかった・・・!

ふんばって新芽を出す準備をしていたのね。。。


ここで思いました。

葉がなくなって、一見枯れてしまったと思う時でもあきらめない。

人生には、内側で力を蓄える時期があるんだということを。


人間も苦しくてつらい時期が続く時があります。

外から見たらもう枯れてしまったように見えるとしても、

内側は負けないでじっくりと力を蓄えていこう。

そんなことを観葉植物が私に教えてくれているかのようでした。

今は元気なアルテシマ

剪定センスゼロでやらかした!⇒”失ってもあきらめない”

エバーフレッシュは春~秋ならいつでも剪定して大丈夫。

こんな情報をどこかで見かけ、剪定しまくっていたことがありました。

すると、剪定の時期がよくなかったのか切りすぎたのか、急に元気がなくなったりすることが出てきました。

剪定の場所もわるかったのでしょう、

剪定したことで葉が出なくなり、枯れた枝になってしまう箇所も出てきました。

太さや向きなどいい感じの枝だっただけに余計にショック。

様子を見ながら剪定すればよかったと後悔。


でも・・・

エバーフレッシュはめげずに意外な場所から新しい枝を出しました。

今はその枝がだんだんと太くなってきています。

生えている向きはイマイチ。

だけど、あきらめずに枝を伸ばして大きくなるうちに、かっこいい枝になってきたと思います。

新しい枝が大きくなってきているそばに、枯れた枝がそのままそこにあります。

枯れた枝と新しい枝が共存している感じ、不思議です。

でも個性的でおもしろいかも。


そして思いました、

大事なものをいくつ失ったって、かっこわるくったって、生きていこう
そのうち頼もしさやおもしろさを感じられる瞬間が少しずつ出てくるよ

そんなことを教えてくれる気がしました。

人間、いろいろなものを失って絶望的になったり、自分かっこわるい・・・と落ち込むこともあります。

それでも一生懸命生きる。

すると、たどりつける場所がきっとあるのだな。

エバーフレッシュ。左が枯れた枝です

もやしっ子、太陽光の洗礼を浴びる⇒”負けずに変化して強くなる”

観葉植物たちの幹や枝がなかなか太くならないことが気になっていました。

調べて見ると、日光が足りないのだと分かりました。

そうか観葉植物でも直射日光が必要なのか!(今さら)

今まではレースカーテンをしめた部屋の中に置いていたものね。

そう思ってからは、春~秋の天気がいい休日はベランダで日光浴させるようになりました。

すると、最初は問題なかったのですが、

葉がだんだんと黄色くなったり、葉が落ちてしまう事象が出てくるように。

植物がやけどをしているような状態、「葉焼け」になってしまいました。

あわわ。。。

今までレースカーテン越しの日差しだったから、いきなりの直射日光に耐えられなかったんだ。

最初からベランダに長く出さずに、短い時間から少しづつはじめればよかったんだ。

ここでも後悔。

でも、これからを考えると太陽に慣れておいたほうがいいし、幹もふとくなってほしい!

そう思って数年続けていると、今では多少の直射日光では葉焼けせずに、むしろいきいきしてくるようになりました。

幹も前より太くなり、出てくる葉もたくましくなった気がします。


そんな姿を見て、

みんな、きつい日光に負けず、変化して強くなったんだな

としみじみ思います。

ここで思うのです。

きつくてもちょっと耐えてみるという選択肢もあっていいと思うよ
変化した自分に会えるかも

そんなことを言われている気になりました。

人間の世界でもきついことがある。

きついと思っても、耐えたその先に、変化できる自分がいるのかもしれない。

今は丈夫な葉を出すフランスゴム

とはいえ、植物の種類によっては、

直射日光に当たりすぎるのがニガテな子もいます。

あきらかにしなだれてくるので分かりやすいのです。

その場合は早めに部屋の中にしまってあげています。


そんなタイプの子からは、

耐えるといっても、きつくてもう無理と思ったら、自分からその信号を出すのも忘れずにね

こんなアドバイスを教えてもらった気がします。


ウンベラータも外に出し過ぎ苦手な子。虫もつきやすいので要注意です。

観葉植物と暮らすのは私の生きがいのひとつ

動物のようなやりとりはできない観葉植物。

言葉も声もない静かなたたずまいだけど、その姿から学ぶことがありました。

・つらい時でも内側は負けないで力を蓄える時期と思ってがんばる
・大事なものをいくつ失ったって、かっこわるくったって、生きていく
・きつくてもちょっと耐えてみると強く変化できる
・もう無理と思ったらその信号を出す

これからの様子も楽しみです。

私も静かに変化していけたらいいな。

葉がもじゃもじゃになってきたパキラ

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