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予測して紅茶を味わう楽しさについて

みなさんこんにちは!紅茶紳士のいろはです!

今日は予測して紅茶を味わう楽しさについてお話させていだきたいと思います。

ん?なんのこっちゃ?と思われた方もいらっしゃるかも知れませんが、

私自身、紅茶を楽しむポイントとして、味がおいしい・香りがいいという点だけでなく、その紅茶がどのような特徴を持ち合わせているのか?ということを事前に知ることがとても重要だと考えております。

音声でも配信しておりますので、ながら聴きでインプットしたいという方はこちらもぜひ↓↓


①知る事での香りの感じ方

ダージリン ファーストフラッシュ


例えば春に摘まれたダージリンを飲んだ場合、なかなか飲んだ印象を表現するのは難しいのではないかと思います。

・緑茶のよう
・さっぱりしている etc…

表現として出てくるのはこのあたりでしょうか?
もちろんそういった特徴も持っているので間違いではないのですが、
飲む前の段階で

・白桃のようなみずみずしさ
・カシューナッツのようなロースト感
・若草のようなグリニッシュさ

上記のような情報を事前に知る事で、実際に飲んだ時に自分の脳が答え合わせをするような状態になります。

飲む前にどのような香りなのかを知る事で実際に飲んだ際にその印象の香りを感じやすくなるということがあり、それこそが紅茶を楽しむ際のポイントのひとつになると考えています。
(もちろん事前情報なしでどのような風味かテイスティングするのも楽しいです)

ですので事前に紅茶専門店などで紅茶を購入する場合や、
オンラインで購入する際に、その紅茶はどのような風味や味わいを持つのか?という事を知り、実際に飲む時にその香りと照らし合わせる事をおすすめします!
きっと新しいお茶の味わい方が体験できますよ!

②予測して味わうという事


キームン紅茶 水出し


よほど特別な才能がない限り、
人の味覚は非常に曖昧なものだと個人的には感じています。

味覚だけでなく、視覚・嗅覚・聴覚・触覚
まさに五感をフル活用して味わいを体験しています。

お正月の番組で、高級なお肉と安いお肉を目隠ししてどちらが高級なお肉か当てるといった企画もありますが、あれこそまさに味覚の曖昧さを表しているのではないでしょうか?

目隠しし、視覚をシャットアウトするだけで、味覚は少し頼りないものになってしまうようです。

例えば心理学の実験でこんなものがありました。
白ワインに赤い色素を入れて、見た目だけ赤ワインのようにしたものをソムリエに飲ませる。といったものです。

すると、プロのソムリエでも赤ワインのテイスティングの特徴を表現する。
(中身は白ワインなのに)
結果となったそうです。

春摘みダージリンに赤い色素を入れて秋摘みダージリンの見た目にしたものをテイスティングした場合、私自身はちゃんと春摘みの特徴を答えられるのか…?

少し楽しそうではあります。いつかやってみたいですね。

③お茶の楽しみ方は自由

結論として、お茶の楽しみ方は自由であり、
楽しみ方のひとつとして事前にお茶の特徴を知り、答え合わせをする。
という事です。

アップルティーやレモンティーなどは事前に何の香りがするのかわかっていますが、
着香していない紅茶。
例えばダージリンやセイロン、アッサムティーを飲む場合には、
事前に香りの情報を知ることで、よりその特徴を感じられやすくなるのでとってもおすすめです。ぜひ一度試してみて下さいね!


ここまでお読みくださりありがとうございました。
また次の記事でお会いできることを楽しみにしております。

それでは本日も良きTEA LIFE をお過ごしくださいませ。
いろはでした!

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