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140字小説【母】

僕は連休を利用し久しぶりに実家に帰省した。遠方で就職する僕を「いってらっしゃい!!」と笑顔で送り出してくれた母。半年が過ぎ、喜ばせるために持ち帰った給料明細を見た母は顔を曇らせた。「こんなに残業してるの?」いくら稼げるかなど、気にしていたのは僕だけだった。変わらぬ母の想いに感謝。


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