事業所が増え、地域のサービスが整ってきた反面、なかなか依頼が増えなくて困っているところもあるのではないでしょうか。

　かく言う私も以前、訪問看護ステーションに勤めており、訪問看護の乱立により、依頼の数は年々減少傾向にありました。地域の中で、事業所によっては、選ばれる事業所とそうでない事業所と二極化してきていると肌で感じておりました。

　依頼や件数が減少していた事もあり、理学療法士として働いている時は、どうすれば、ケアマネから依頼をもらえるようになるのかと悩み、創意工夫をしましたが、なかなか結果に繋がることはありませんでした…。

　現在、ケアマネとして活動し、一年強。依頼する立場になり、自分の中で依頼する事業所、依頼しない事業所が明確になり、様々な事が視えてきました。

　理学療法士として働いていた時の『どうすれば依頼をもらえるか』というあの時の疑問に対し、ケアマネ側の立場になり、ようやく明確な答えがでました。

依頼する事業所には、依頼する理由があり、逆に依頼しない事業所には、相応の理由があります。

　サービス事業者様で、これから新しく事業所を立ち上げる方、依頼が減少し、困っている事業所など、以前の私のように依頼が来なくてなかなか悩んでいる方もいらっしゃるのではないかと思います。

ケアマネ視点から改めてどうすれば依頼をもらいやすくなるのか、新規依頼をもらえるようになるのか、私がケアマネとして働いて感じてきた事をお伝えできればと思います。

　普段から依頼をもらっているケアマネ、居宅からだけではなく、新規開拓し、新しいケアマネや事業者様から依頼をもらいやすくなる方法をお伝えしたいと思います。

目次
　①依頼をもらう方法
　②その理由
　③具体的な動き方

昔、私のように依頼がなく、悩んでいた人たちにお届けし、ご活用してもらえたらと思います。