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【導入編】子育てや人間関係の悩みを解決する「境界線」ってなあに?

お久しぶりです、みゆみゆです🕊
今日は普段私が学び、実践し大切にしていること、皆さんに知って欲しい「境界線」について書きます✍
このページを開いてくださった方ならどんな方でも受け取れるものがあるかと思いますが、
特に
・幼児の保育や子育てに関わる人
・若い世代の教育に関わる人
・成長したい若者
には必ず知っていて欲しい内容です。

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まず、境界線(バウンダリー)とは、どこまでが自分でどこからが自分以外かを定義するものです。

子どもは生まれつき境界線を持っているわけではありません。自分の責任の範囲が明確でない関係の中で育った子どもは、自制を学ぶことが出来ずに「自分のことは上手く管理できないのに他人のことは思い通りにしようとします。」そして幼い頃の習慣は大人になっても自然には解決されません。より深刻な影響をもたらします。

臨床心理学博士のヘンリー・クラウドが語る深刻な影響をいくつかあげてみます。
例)
・嫌なことされてもNOと言えない。
・誰かのNOに耳を貸せない(他者を尊重できない)。
・自分の破壊的な衝動を抑えられない。
・無責任な人や有害な人に惹かれ、自分がその人を直してあげようとする。
・他者と親密な関係が築けず、築いても維持することが出来ない。
・親しい人にも本音で話せない。
・誰かとの間に問題が発生したとき、直接話し合って建設的に解決することが出来ない。
・生活が無秩序で、物事を成し遂げることが出来ない。
・他者に容易に操られたり支配されたりする。
・いつも被害者意識がある。
・依存性や強迫観念がある。

など。

自分や自分の家族、友人に思い当たる項目はありましたか?
あなたやあなたの子どもが境界線の無い環境で育っていたとしても、もう既に問題が大きくても大丈夫です。学ぶことが出来ます、そして学んで少しずつ実践していくなら必ず良くなっていきます。私もそうだったので。

「自分とは何者で、自分は何に対して責任を負うのか」をこどもや若者に教える為には、まず関わる私たちの傷や問題が癒され子どもとの間に境界線をしっかりと示せるようになることが大切です。


私たちには守るべき自分の領域が与えられています。自分の領域の中で何か問題が起こったらそれは「わたし」の責任です。それは他の人も同様です。他者の領域で起きたことはその人が責任を取るので、他者の領域に勝手に入ってはいけません🚧

「自分のことは自分で決めなさい、責任を持ちなさい」と多くの大人や先生が話していますが、どこまでが自分の領域でどこからが他人の領域なのか。実際にどうやって境界線をつくるのか。自分の領域に誰かが、友達が、家族がズカズカと侵入してきたらどうやって身を守るのか。
を愛を持って明確に教えられる大人や教育機関は多くはないと思います。

ここで話す「境界線」とは壁や線のことではありません、特に壁とは全く違います。なぜなら、通り抜けられるくらい浸透性があり、危険物は閉め出して置けるほどの強度があるものだからです。

境界線は自制、責任、自由、愛をもたらします。たくさんの価値観が意見が混在しているこの世の中で、「自分の持ち物がどこまでなのか理解して大切に管理し、他人の持ち物には勝手に触れない」という、当たり前に思えるルールを機能させるためには欠かせない、重要な本質。

本来それは友達同士に限らず、親子、夫婦、恋人同士など全ての人間関係において適応できるのがベスト🕊
でも現実は、、、
職場や友達には機能しても、
家庭内や恋人が相手だと機能しなくなったり。そもそも出来てないことにも気づけていなかったり。。。😱

自分を含む沢山の人たちの成長を目の当たりにする生活の中で、正しい境界線が引けるようになる事とは
「人格的にも霊的にも成長すること」なんだと日々感じます。

だから子どもを育てることに携わるすべての人に、苦しんでいる若者、変わりたいと願う大人の方に、知って欲しい。必要な人に届きますように。

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ついに、私がこれまで学んできた知識や、経験から得た実践方法を、アウトプット出来るシーズンにきたので、私自身が成長するためにも少しずつ言語化していこうと思います。

今回は、導入として、境界線(バウンダリー)の概念についてまとめましたが次回からは「成熟した人格者になろう」という題で、具体的なテーマからシェアしていきます。
次回もお楽しみに。学びになったと思ったら♡を押してください!一緒に学び、成長し続けましょう🫶



参考:ヘンリー・クラウド、ジョン・タウンゼント,境界線〜バウンダリーズ〜[聖書に学ぶ子育てコーチング][恋愛で成長する人、傷つく人],ママファクター,恵みと赦し etc.

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