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海外大受験記 Part1-受験を決める-

こんにちは。プロフィールに海外大学に進学する人間と書いてあるのに、海外大学に関することを書いたことがないなと思って、この記事を書こうと考えました。何回かに分けて投稿する予定です。

まず、自己紹介として、私は東京に生まれ、東京で育ちました。小学校、中学校は学区内の公立校に通い、高校は普通科の都立高校に通いました。2023年の9月からロンドンのUCL(University College London)のファウンデーションコースに進学予定です。社会分析、政策提言、移民政策を学びたいと考えています。

まず初めに、ファウンデーションコースとは、日本語では大学進学準備コースと書かれることが多いもので、英国との教育制度の差から生まれるギャップを解消するための機関です。ここで一年間、エッセイの書き方や学部に進学するにあたって必要な知識や考え方を学びます。

海外大学への進学を考え始めたのは中学1年くらいの時だったと思います。幼少期から英語を習っており、英語に対する苦手意識が当時はあまりなかったことや、自分の将来の夢を達成するための経路を考えたときに、海外の大学に学部から進学したほうが有利ではないかと考えたことから、学部での留学を決めました。また、私が学びたい社会政策や移民問題を専門的に扱っている学部が日本の大学で、私が求めているレベルで存在していないことも理由の一つです。社会政策を学ぶなんて漠然としすぎていると言われるかもしれませんが、社会とは何か、私たちはどのような社会に住んでいるのか、経済、政治、法がどのように絡み合っているのかということを考えずに経済学部、法学部、政治学部などの専門科目を決めたくはなかったのです。

制度的な面から考えると、大学は教育機関における唯一の学位授与機関であり、私はBSc Social Sciencesの学位が欲しいがために、UCLのファウンデーションコース、学部課程に進学します。社会科学系の学部ですが、Bachelor of  Arts ではなく、Bachelor of Scienceになる理由として、UCLでは、統計を用いる教科に関しては、文理を問わず後者となるらしいです。現にKCLでは社会学の学士名はBachelor of Art ですが、UCLではBachelor of Scienceと同じような教育内容でも大学によって異なるのが現状です。

英国に進学することを決めた理由は、
① ファウンデーションコースの存在。
理由:
アメリカやカナダの大学に進学した場合、直接学部に進学することとなり、エッセイの書き方や、リーディングの方法も知らないまま、GPA獲得競争に参入することは難しいと考えたから。
② 移民の存在
理由:
英国は、アメリカやカナダなどの移民が入ってきたことによって作られた国ではなく、もともと先住している民族がいる場所に移民が入ってきたという点で、どのように移民政策をとってきて、どのような結果になるのか、どうしたらよかったのかを詳しく学びたいと考えました。

上記のような点で英国、UCLと進学先の希望を高校一年生の夏に決めました。

次回は出願のあれこれについて書こうかなと思います。では。


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