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海外大受験記 Part 2 -出願するまで-

前回の記事で、私が海外の大学(ファウンデーションコース)に進学しようと考えた理由を書きました。
↓これね

今回は、出願するまでのあれこれについて書こうかなと思います。

英国のファウンデーションコースを受験するにあたって必要な書類は
・IELTSなどの英語能力試験のスコア
・高校3年間の成績証明書
・学校からの推薦状(1通)
・志望理由書
の合わせて4点でした。
順番に解説していきます。

<IELTS>
ファウンデーションコース側から求められたスコアは、最も高かったUCLでOverall 6.5、各セクション6.0以上でした。私は高校二年生の3月の時点で基準を満たしてました。しかし、Overall 7.0以上あると第二志望であったKCLの英語のクラス分けの際に有利という話を聞き、高校三年生の8月まで数回受験しました。結局、Overall 7.0, Listening 7.5, Reading 8.0, Writing 6.0, Speaking 6.5で提出しました。受かるだけという話であれば、最低限のスコアメイクで全く問題ありません。

<成績証明書>
成績の要求は出願するファウンデーションコースによって異なり、UCL, KCL, Edinburghが各学年の評定平均4以上を求めてきたのに対して、Bristol, Sussexは3.5-3.8で出願が可能でした。各大学のホームページを見ても、評定平均4(3.5-3.8)以上なのか、すべての科目で4(3.5-3.8)以上なのかが私にはわからなかったので、各大学にメールを送って聞きました。また、UCLに関しては、関係する5教科(私の場合は英語表現、コミュ英、倫理、世界史、地理、政治経済のうちの5つ)の評定がどれも4以上であることを要求されました。この関係する教科というものは、将来的に出願するコースによって異なり、文系の場合は往々にして英語表現とコミュ英と地歴公民の中から5つ、理系の場合は数学、英語、基礎なしの理科の中から5つだそうです。文系の中の例外として、経済学に関係する専攻に進む予定の出願者は、数学の成績も見られるそうです。この関係する5教科は公式には発表されていないので、ブリティッシュカウンシルや留学エージェントが行う留学フェアに参加して、UCLの出願担当の方に直接聞いてみるのが吉です。

私が出願した大学は、高校三年生で数学を履修する必要がない大学ばかりでしたが、大学によっては高校三年生でも数学を履修することが求められているため、各大学それぞれに高校三年生時の履修科目に数学が必要か否かは確認するほうが良いと思います。

<推薦状>
私は、高校二年生の11月くらいから担任の先生に推薦状を書いてもらいたいという話(根回しともいう)をしまして、本格的に推薦状の作成を共同で始めたのは高校三年生の5月くらいです。まず最初の私が推薦状の形式と求められている内容を先生と共有し、その後、担任の先生、私、英語科の先生の間で内容を詰めていきました。UCL以外の推薦状は指定のフォーマットがなかったため、オフィスレターの形式で作成してもらい、独自の形式が存在したUCLは、UCL用に推薦状を作成していただきました。一応、作成は8月の末に終了しました。

なぜ一応と書いたかというと、UCLの推薦状を12月に書き直したからです。今となっては、そんな時代もあったねと笑える日が来たのですが、UCLが12月8日に出願開始にもかかわらず、12月1日に推薦状の記入要綱を変更し、大慌てした記憶があります。推薦状の記入内容がまるっきり変わってしまったので、一から書き直しとなり、ちょっと待ってよと思いながら書き直し作業に追われました。

<志望理由書>
英国の大学の学部に出願する場合、UCASという専用のサイトを用いて出願するため、志望理由書(personal statement)は1通で間に合うのですが、ファウンデーションコースはエジンバラ大学以外はUCASを通さず、直接大学に提出するため、各大学ごとに志望理由書を書く必要がありました。エジンバラ大学、ブリストル大学、サセックス大学のように、書く内容が指定されていない大学もある一方で、KCLとUCLは志望理由書の文字数や、記入内容の指定がありました。どの大学も学校のネイティブの先生に添削してもらい、3、4回書き直して提出しました。

こんな感じですね。言いたいことは、早めに行動しておいて損はないということです。次回は出願とUCLのテスト、面接について書こうかなと思います。


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