ファスティングのすすめ（八多の断食体験記 パート１）
宗教上の行事として行われることが多かった断食（ファスティング）が、近年では健康促進、ダイエット、エイジングケア、美容などの目的で行われるトレンドになっています。
PK-PNからも何かにつけて断食（ファスティング）をおススメされるので、『いつかやってみたい！』とは思っていたのですが、ありがたいことに今まで生きてきて、病気の時以外に何も食べられない状態を経験したことがなかったので、正直なところ、断食への興味よりも空腹への恐怖のほうが勝り、断食を始めるきっかけをつかめずにいました。
ところが、アメリカでCovid19の自宅待機令が発令され『どうせ自宅から出れないんだったら、断食やってみようかな～』って思いついたことがきっかけになり、2020年4月に自宅で4日間断食に初チャレンジ！奇しくも統計的にコロナ禍で、ファスティングを始めた方が多いみたいなので、トレンドに乗っかったようになっちゃいましたが・・・(;^ω^)
初チャレンジの断食は、年末からの暴飲暴食で疲れ切った胃が『しばらく何も消化したくない！』モードだったのもあって、恐れていた空腹感が辛くなかったどころか、『もしかして私、覚醒しちゃったのでは！？』と思えるほどの清々しい高揚感を体験できたので、この後からも『胃が重いな・・・』と感じると、断食をするようになりました。
（↓↓↓こういう揚げものや、肉中心の食事が続くと胃が『しばらく何も消化したくない！』ってなるんですよね（;^ω^)）
１回目：2020年4月に4日間断食
２回目：2022年3月に24時間のプチ断食
３回目：2023年5月に4日間断食
と、これまでに３回断食をしているのですが、回を重ねるごとに、食の好みや体質が変わったり、身体とコミュニケーションが取れるようになったりと、新たな気付きや学びがありました。
こちらの記事では、私の１回目～３回目の断食を通して、身体やメンタルに生じた様々な変化をご紹介いたします。『いつか断食をやってみたいかも！』って思われている方へのご参考になればいいな～と願っております。
PK-PNがおススメする断食とは
PK-PNがおススメする断食は、４日間何も食べずに大量のお水だけを飲む「絶食」でもあります。人間は本来、食べ物をたくさん食べなくても生きていけるのに、１日３食になってから体が弱くなってしまったのだとPK-PNは言います。さらにPK-PNは「断食」に関して下記のように言っています。
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断食すると細胞が再生して体がよみがえる。人間は本来、食べ物をたくさん食べなくても生きていける。でもそれは、スピリチュアル界でよく言われているような、自然界のエネルギーを食べるから不食でも大丈夫というのとはまた違う。
野生の肉食動物は毎日食事をとらない。常に獲物を捕獲できるわけではないので、食べられる時に食べられるだけ食べる。獲物が獲れない時は何週間も不食になるけれど、病気にならない強い肉体を持ってる。
東京工業大学の大隅良典栄誉教授は、飢餓状態に陥った細胞が自らのタンパク質を分解してリサイクルする“自食作用”、すなわち「オートファジー」という仕組みを解明した功績により、ノーベル医学・生理学賞を授与された。このオートファジーでは、細胞内に侵入した不要な物質や有害物質、病原菌などを分解し、細胞を防御する役割も果たしていることが解明されている。ともすれば、ガン細胞も退治してくれると言うのだ。
現代は、ほとんどの人間が毎日３食の食事をとるけれど、1日に３食になったことで肉体が弱くなった。人間本来の再生能力がなくなってしまった。
病気になった時は体力をつけるために、食欲がなくても食べなさいと言われるけれど、食欲が失せているのは体が再生しようとしているから。だから食べないほうがいい。食べないでいると細胞が再生して体がよみがえる。
24時間何も食べず、質の良い水だけ飲む絶食を4日続けて、5日目からオーガニック野菜を中心とした質の良い食事に切り替えると、3次元の肉体に溜まった毒素や悪いサイクルなどがリセットされ、疾患や病気などを癒す効果が出る。
断食はとても良い。実は、数週間～1ヶ月の断食をしても人間は死なない。ただし、栄養価の高い水さえ飲めば。水はたくさん飲むこと。
残念ながら現代の水道水には薬品が入っているし、ろ過されて栄養素がほとんど残っていないから、この絶食には向かないけれど、古代からある（飲料用の）神社のご神水や、コールドプレスジュースで、ジュースクレンズするのも良い。ともかく体を中性に保つことが大事になる。
毎年ラマダンの1ヶ月間に断食を行うイスラム教徒は、日中は何も食べず、水さえも飲まず、日没と共に大量の食事をとるけれど、これは断食とは呼べない。でも初期のイスラム教徒は、1ヶ月間食事を一切とらず、水だけを飲む断食をすることで、体がよみがえることを知っていたのかもしれない。なので、ラマダン（断食）を設けて、年に一度体をリセットさせていたんだろう。でも、現在のラマダンの断食は人間のエゴが入ってしまって、本来の目的が失われてしまっているんだろうね。
何世代にも渡って、1日3回の食事をとり続けている人間は、１日３食が当然であるかのように体ができあがってしまっているんだけど、それでも水を飲みながら、食事がとれなくて餓死することはまれなこと。
発展途上国などでの餓死は、その土地に栄養豊富な食べ物がなさ過ぎて、何世代にも渡って栄養価の低い食べ物をとり続けることで、DNA的にも弱い身体で生まれてしまうことや、空腹のあまりに食べてはいけないものを食べて、病気になったりすることが原因になっている。
未開の地で原始的な生活をしている人たちは、たくさん食べない。けれど、やせ細ってガリガリにならず、痩せていながらも、きちんと筋肉が付いている。
これが本来の人間の姿なんだ。だから彼らは病気をしない。
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※あくまでも科学的にも医学的にも証明されていないPK-PNの情報ですので、ご判断は自己責任でお願いいたします。
断食をはじめる前に・・・
PK-PNから断食情報を教えてもらった私は『とにかく４日間何も食べずに、大量の水さえ飲んでたらいいんだよね』程度にしか考えていなくて、下調べも準備も何もせずに、唐突に初めての４日間断食に入ってしまったのですが、断食中にリサーチをして学んだのは、
断食の目的はダイエット？デトックス？
準備食期間をしっかりと設ける
断食後の回復食が重要！ともかく重要！！！
この３つが一般的に重要とされていること。私は１と２をすっ飛ばして断食を開始してしまったということになります (;^ω^)
１．断食の目的はダイエット？デトックス？
断食の目的が、ダイエットなのか、デトックスなのかで、断食中や回復食の内容が変わってくるようです。私はデトックスが目的だったので、後の体験記では体重の推移について触れていません。
断食の目的がダイエットの場合、質の良いファスティングドリンクを用いて、必要最低限の糖質や栄養素を体に入れながら安全に行うことが勧められています。
断食の目的がデトックスの場合は、質の良いファスティングドリンクを用いて行うケースと、完全に内臓を休ませるために、お水のみで行うケースに分かれるようです。私はPK-PNおススメのお水のみの断食を行いました。
２．準備食期間をしっかりと設ける
いきなり断食に突入すると、体がびっくりしてしまい、頭痛や吐き気、腹痛などの体調不良になってしまう場合も多いので、断食前には、動物性の食べ物や、カフェインを控える「準備食」という期間を作ることが大切になります。食べる時間や量も意識した食事で体を断食モードにならしていくのですが、普段の食生活やその人の体調により、数日間の準備食期間を設けることが望ましいとされています。
・・・しかし、私のように準備食をかっ飛ばして、いきなり断食に入っても大丈夫という情報も目にします。
私は３回の断食とも、前日までこってりした動物性の食べ物や、カフェインを大量摂取していまして、胃が疲れ切って『何も食べたくない』と感じたことから断食に突入しています。
３．断食後の回復食が重要！ともかく重要！！！
断食がうまくいくかどうかは、回復食にかかっていると言っても過言ではないほど重要です。断食後の胃腸はデリケートで吸収率も高まっているため、質の良いナチュラルな食事を少量とることがとても大切で、動物性の食品や加工品などを含む、間違った回復食をとってしまうと、逆に体内に毒素をため込んでしまうことになります。
回復食のとり方は、ファスティングの目的によって異なるようで、ダイエット目的の人は、回復食にとりがちなおかゆは糖質なのでNGになりますが、デトックス目的で、水のみの断食をしていた人は、白米の重湯からとりはじめて、ゆるやかに血糖値を上げていくことが大事になるとのこと。
専門家の指導の下で行う断食もおススメです
どのようにファスティングをしたら良いのかがわからない。
空腹感に耐えられる自信がない。
正しいファスティングができているのかが不安。
４日間も断食したら、免疫力が落ちて病気になるのでは？
など、自宅ではじめる断食に、不安を感じる人が多くいらっしゃるかと思います。また、自己流での断食は危険なばかりか、逆効果になってしまう場合もあります。なので断食の初心者さんには、医師や、専門家によるファスティング指導を受けながらや、ファスティングの専門ホテルに宿泊して、体調を管理してもらいながら行うのがベストかもしれません。
前置きだけで、すっかり長くなってしまいました💦「八多の断食体験記」は次回からお伝えいたしますね。
◇ 筆者：八多恵子 ◇
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