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彼女の話

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#手記

一途

『君の為に使い果たした一途さを、君が惜しむ権利なんかない。
君を好きな私は死にました。
もう君はingでは綴れない、過去形の人。
惚れた方が負けだなんてわかってる。連戦連敗でいい、いつだって私の負け。
だけどそれでも君の指に触れたかった、君の心に寄り添いたかった、君と同じ景色を見たかった。
私が好きだった君もきっと少しずつ私の中で死んでいく。
どれだけの時間をかければ完全に殺せるのかな、君の亡骸を

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