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きみと銀河を編むために

きみと銀河を編むために

穏やかに漂う心地の夢を見ていた。
静かな夜は濡羽色に瞬いて、きみの瞳に似ている。
ここには何も無い。何も無いから安心して、きみもゆらゆら漂っていればいいよ。

規則的に並んだモノクロに触れると澄んだ音が響いて、音は宇宙だ、と思った。
そこにあることを、どこまでも広がっていくことを、見えもしないのに誰もがわかっている。
触れることだって出来やしないのに、たったひとつを分け合った僕らは紡いだ先にあるも

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