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#縄文 noteまとめ

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縄文に関するnoteで面白そうだなーと思ったもの、面白かったものをまとめていきます。
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#北海道

縄文時代の遺物を展示している博物館や資料館の情報をまとめたい

一昨年くらいから、縄文時代の遺物を展示している博物館やら郷土資料館に足繁く通い、その中で個人的にぐっと来たものを中心にここで記事を書いているわけですが、とてもじゃないけどすべてを記事にすることはできません。 でも、行ったところがどんなところか個人的にも記録にとどめておきたいし、これから訪れようという人の参考にもなるはずなので、今年はこれまで訪ねたものも含め、訪れた施設の情報を簡単にまとめて載せていきたいと思っています。 そんなことを思ったのは、昨年末に縄文ZINEのツイッ

アイヌの隣人として、ウポポイができる前に思うこと

2013年9月、私と廣川は白老のポロトコタンにいた。 その前年、国立遺伝研究所などの研究チームによって、アイヌ人と琉球人が遺伝的にもっとも近いことやアイヌが縄文人の系統をよく残している※ことが明らかになり、アイヌの狩猟採集や交易に関する資料に興味が尽きなかった私たちは、ボランティアガイドのおじさんに1時間以上も解説をしてもらっていた。そして、ふと自分のことを言いたくなったのだと思う。たしか弓矢で使う鷹の羽根がアイヌの交易品として重宝されたという話のときだ。 「そういえば、う

〈自然〉と〈文字〉の関係を捉え直す 500m美術館 鈴木ヒラクの壁画を観て

札幌、500m美術館。札幌は地下道が発達している。理由はもちろん冬の厳しさを凌ぐためで、全体では6Kmにもなる地下空間が広がる。 そんな地下道に、アーティストの鈴木ヒラクさんのドローイングが延々と続く空間がある。 ドローイングの起点となっていたのは、余市にある『プゴッペ洞窟』の線刻だ。北方に起源があるといわれるその文様のパターンひたすらに反復しているようにみえながら、しかし、そこから次第に、別の何かへとトランスフォームしていく、そのプロセスを歩きながら追体験する感覚があった

縄文に触れる

函館市臼尻町(旧南茅部)の道の駅『縄文ロマン 南かやべ』の隣にある『函館市縄文文化交流センター』に行ってきた。 もっと前に行きたかったが、なんだか今の今までお預け状態に。 ここはなにかというと、北海道唯一の国宝、唯一!国宝!!の『中空土偶』他、函館から出土した土器や縄文の文化に触れられるもを展示している。実際に土器の製作体験もできるようだ。 入り口の券売機でチケットを購入して、受付のおねえさんに渡すシステム。 まずは、縄文文化とは。 土器も飾られている。この向か