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第11回「近年の教育改革と教員」 振り返りシート

第11回「近年の教育改革と教員」 振り返りシート

 

◎今回の授業を振り返って、以下の(1)と(2)にそれぞれ記入して下さい((3)への記入は任意です)。※スペースは適宜広げていただいて構いません。

 

(1)授業の内容や特にポイントと感じた点などについて、ご自身の言葉で簡単にまとめてください(分量の目安:200〜300字。)

近年の教育改革において、教職に対するイメージが「特殊性を有する職業」と「誰にでもつとまる職業」の二極化が進み、専門職としての教師像が模索されている。1966年のILO・ユネスコの勧告に基づき、教師を専門職と位置付ける動きがあり、専門職としての特殊性や不確実性、無境界性に対処する課題も浮かび上がっている。新自由主義的教育改革では、教職の資格や評価が変質し、教育労働の単純化やサービス産業化の影響が出ている。これにより、教育現場では教員の多忙化やメンタルヘルスの懸念が高まっている。教師は反省的実践家として、複雑な問題に柔軟に対応し、経験を通じて専門性を高める必要がある。

 

(2)授業を踏まえて感じたことや考えたこと、疑問に思ったこと、感想などを記入して下さい。(分量の目安:自由)

教育改革の複雑性と教職の二極化に関する議論は深刻であり、専門職としての教師像の模索が重要である。新自由主義的傾向の影響が教育現場に及ぶ中、教育者の役割や責任に対する認識が求められている。反省的実践の概念は、教員が経験を通じて成長し、変化する社会に適応するための鍵となると考えている。教員だけに関わらず、医師や弁護士などの専門職においても、社会的な責任が増す方向に世の中がシフトしており、社会全体の寛容性が失われていく流れともいえるが、結局はある程度自分勝手さや、生きる楽しさを追求することも必要なのではないかと思うところである。

 

(3)授業の内容に関しての質問、追加の説明や補足をして欲しいことがあれば記入して下さい(記入は任意)。

特にありません。

 


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