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『急に具合が悪くなる』&『ダイエット幻想』読者note

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『急に具合が悪くなる』&『ダイエット幻想』の読者の皆さんが書いてくださったnoteをまとめました。素敵なnoteを書いてくださった皆さま、本当にありがとうございます。
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#急に具合が悪くなる

アフター『急に具合が悪くなる』の世界へ②

磯野さんから第二便 医療者の意図入り未来予想図確率の言葉から逃げるのはとても難しい今の社…

『急に具合が悪くなる』を読む②

第2便 何がいまを照らすのか本の感想というよりは、自分の人生に本を落とし込むような内容に…

パクチー
4年前
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アフター『急に具合が悪くなる』の世界へ①

磯野さんから第一便 「ゼロではない」こと「急に具合が悪くなる」とは、どういうことなのかと…

アフター『急に具合が悪くなる』の世界へ(序)

はじめにこの本を買ったのは2019年10月。Twitterで病理医ヤンデル(@Dr_yandel )さんが激賞し…

『急に具合が悪くなる』を読む①

この本との出会いは不思議なものだった。 仕事でなにかを検索していて、ツイッターを覗いてい…

パクチー
4年前
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『急に具合が悪くなる』の感想を言うために「急に版元を訪れる」

ということで、晶文社にアポなし凸。 と言っても、編集の江坂さんが弊社の社長と元同僚で「行…

SATOOM
4年前
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『急に具合が悪くなる』を読んで(ネタバレほぼなし)

「タリーズで泣いています。花粉症の振る舞いで、涙を拭きながら、途中、涙がこぼれ落ちるのを隠すため、トイレに駆け込んで嗚咽しました。」 今日は東京堂で買った『急に具合が悪くなる』読了。 「治らないフェーズの癌を抱えた」というと本人に叱られるので「常人なら根をあげる病を驚異の精神力で捻じ伏せる」哲学者・宮野真生子(真に生きる子❗️今気づいた)と「プロボクサーライセンスも持つ格闘家路線の」文化人類学者・磯野真穂の「入魂」と言ってもテンプレートではなく、本気で魂を入れて、何なら命を

急に具合が悪くなる② 「選ぶ」ということ

 前回、『私たちは色々な可能性が広がる世界の中で、その都度自分の進む道を選んで生きていく…

bb_na
4年前
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運命を前に,私は何を「選択」できるのか

宮野さんが『急に具合が悪くなる』20年以上「偶然性」に向き合ってきた哲学者・宮野真生子さ…

『急に具合が悪くなる』自分とラインを描いてくれる偶然の出会い

送って頂いたゲラを、数時間でのめり込むように読み終わり、ところどころ涙が止められず、オフ…

Azusa Mizuno
4年前
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約束をしよう(「急に具合が悪くなる」宮野真生子さんの魂を受けて)

私に九鬼周造を教えてくれたのは、哲学者の宮野真生子さんだった。 名前に、「生きる」が入っ…

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書籍『急に具合が悪くなる』

宮野真生子・磯野真穂 2019 晶文社 作家の村山早紀さんに教えていただいて、手に取った。 …

香桑
4年前
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『急に具合が悪くなる』はどういう本だったのか

『急に具合が悪くなる』 宮野真生子・磯野真穂 著、(晶文社) 素晴らしい読書体験だった。内…

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急に具合が悪くなる、としても

今年読んだ本のなかで、一番印象に残っている、そしていつまでも考えがまとまらなくなるのがこの本だ。 急に具合が悪くなる。 ガンを患った哲学者の宮野真生子さんと、人類学者の磯野真穂さんの往復書簡を一冊にまとめた物語。 私は以前、こんなnoteを書いている。 私は死ぬのが怖い。死にたいと思っていても、死の恐怖のほうが先にきて、どうしても進める気がしない。臆病な性格のおかげで、たぶん命拾いしている。だから、安易に「死」について語ることに少し抵抗がある。それでも書かざるを得ない