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[#52] 留学中の友達の見つけ方

留学中に友達を作るのって簡単なようでいて、とても難しいです。
普段の生活においても、学校や職場で知り合う人々の中から、気の合う友達に出会える確率って本当に小さな数字じゃありませんか?

留学中はそこに言葉の壁も生まれてしまうので、難度はどうしてもさらにアップ。それでも友達が欲しい。

この記事では、私が実践したり、日本人の留学仲間らが実践していた体験談をまとめたいと思います。


■語学学校で知り合う

一番王道なパターンですね。

語学学校で出会うクラスメイトたちは、同じ言語を勉強しにきている同志ですし、学校で接点を持ちやすく、ワーホリで来ている人以外はみんな週末やることないので、週末の予定も決めやすいです。

ただ、お互い英語を勉強中なので、お互いの英語レベルが高くないと初めの頃はコミュニケーションがうまくとれません。会話も気まずい頻度で止まります。そのため、知り合って打ち解けるまでに1〜2ヶ月はかかります。(英語力とコミュニケーション力が高い人だとその限りではない。)

そして、みんなそれぞれ留学期間も異なるので、仲良くなった頃に帰ってしまったり、仲良くなればなるほど胸痛む別れが待っています…。


■Hello Talk(言語交換アプリ)を使う

Hello Talkはランゲージエクスチェンジ Language Exchange(言語交換)に特化したSNSです。例えば、日本語を勉強したい英語話者が、英語を勉強したい日本語話者とマッチングできて、チャットや通話でお互いに言語を教え合いながらコミュニケーションがとれます。

基本は無料のアプリで、有料会員になると使える機能が増えます。
世界中で3000万人以上の登録ユーザーがいるため、登録している人の国籍もレベルも全てがバラバラで、サクラ(業者?)も結構います。サクラは明らかに怪しい写真のアカウントからメッセージが来ます。無視してしばらくするとBANされているので、1週間もやっていると見極めができるようになります。

翻訳機能や、相手が自分のメッセージを添削してくれる機能もついている(その逆も然り)ので、英語力に自信がなくても気軽に始めることができます。
ですが残念なことに、所詮は会ったことも、ましてや顔も知らないお相手なので、急にチャットが終わったり、話題がなくなったり、続けるのが非常に難しいです。

それでも根気よく続けた甲斐あってか、私は運良くHello Talkを通じてブリティッシュの友達を作ることができました。
彼は地元人しか行かないようなパブに連れて行ってくれたり、発音を矯正してくれたり、私の留学を彩ってくれました。


■MeetUpに参加する

MeetUpは、地域やカテゴリごとの活動や集まりのプラットフォームサービスです。
登録者は自由に集まりを作ることができ、また数多ある集まりを場所や内容で絞ることができます。
ニューヨーク発のサービスなので海外で活発に使われていますが、日本で開催されている集まりを探すこともできます。

私が留学していたブライトンには"Brighton Japan Club"という、日本で勤めていた経験もあるTomが主催する集まりがあり、彼が定期的に飲み会を開いてくれ、日本に興味があるブリティッシュ(とも限らないけれど)と、現地滞在の日本人や留学生ら、老若男女が入り混じって交流する場がありました。

他校の日本人留学生と情報交換をしたり、日本語が堪能なブリティッシュと日英混じりに話したりできたので、非常に有意義でした。

サッカーが好きな留学仲間は毎週末フットサルの集まりに参加していたので、MeetUpの利用方法は幅広いと思います。


■デーティングアプリを使う

最後にデーティングアプリです。
まず有名どころを3つご紹介します。

私はいずれも実践しなかった(本当です!)ので、全て留学仲間からの又聞きですが、tinderは一番チャラくて、bumbleはマッチング後に女性からしかメッセージを送れなくて、hingeはtinderに仕組みが似ているけれどtinderより真剣度が高いという特徴があるそうです。

英語を手っ取り早く身につけるには現地の恋人でしょ!ってことで、留学に来ていた20歳前後の子らは国籍問わずほぼ全員やっていました。みんながみんなやるもんだから同じ学校の学生がtinderに出てきたりしていたそうです。気まずくないの?と聞いたら「そんなのお互い様だよ!」って言っていたので、デジタルネイティブってすごいなぁ、とアラフォーは感心しました。

ちなみに下記の"tinder vs bumble vs hinge"の比較記事では、それぞれのサービスのメリットとデメリット(英語ではPros and Cons)をまとめているのですが、tinderのデメリット Consはただ一つ「本当の愛を見つけることが困難」とだけ書いてあります。

友達を探す方法は色々ありますが、とにかくみんな、もがいてもがいて、英語上達のためにやれることをやっていました。
私の主観ですが、学校の友人関係で完結していた人よりも、外につながりを探した人の方が上達していたと思います。

いま留学先で友達ができなくて悩んでいる方、諦めないで頑張りましょう。
ではまた。

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