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人間社会はややこしい(苦笑)

2年間、ほぼ毎日、記事を書いていましたが、そこから解放されて、最近は割とゆるりとした生活を始めています。

もちろん、世界全体がゆるりと動いているとは思いません

こんなニュースもあります。今、進行している戦争も、いよいよ自衛隊が絡むところまできたのかなぁ・・・などと思ったりもするわけです。

当然、この問題について、ただの事故と考えられない人も多いでしょう。少なくとも、今の日本国政府が、真実を隠ぺいしている可能性は十分にあります。

でも正直、私には関係ありません

仮に政府が真実を隠ぺいしているとしたら、これに怒らなければならないのは、真実を知っている自衛隊員を含む関係者の方々です。そして、その方々は、現実の厳しさについて、深刻に受け止めなければならないと思います。

陰謀論」などといった言葉遊びも、正直、どうでもいいことです。

それぞれが、それぞれの現場で「おかしなこと」に遭遇したら、そうした「おかしなこと」に向き合っていけばいいだけの話だと思います。

私は、とっくに日本国政府を信じるのをやめていますし、現実の深刻さについても理解してるつもりです。なので、今更、こうした問題に首を突っ込んで、何かを語るなどということはいたしません


そんなことよりも、今、私にとって大切なことは、素人農業2年目のシーズン、いかにして効率よく過ごすことができるかです。

ということで、早速種まきを始めてみました。

昨シーズンは、4月下旬頃から種まきしていました。しかし、今年はちょっと早めにスタートです。

使う種は、基本的に昨シーズン育てた苗から採ったものです。固定種のものなので、きっと繰り返しできるはず・・・です。

ただし、とにかく無理はしません

去年は、トマトだけでも200個ほどの苗を作ってしまいました。それ以外にナス、ピーマン、トウガラシ、キュウリなどの苗をそれぞれ70個以上育てたうえ、さらにジャガイモ、コマツナ、キャベツ、レタス、サツマイモ、ネギ、ダイコン、ニンジン、ブロッコリー、ホウレンソウ、インゲン・・・数えきれないほどやってしまい、結果、それらに振り回されました

だから今年は、一旦、これだけです。

キュウリ、ナス、ピーマン、トウガラシを9個ずつ・・・とってもシンプルです。一応、ここから少しずつは増やしますが、とにかく去年のようにバカスカと種を蒔いたりはしません。トマトもやる予定はないです。


種蒔きを終えて、旅にも行ってまいりました

乗ったのは、コレです。

知る人ぞ知る「サンライズ出雲」・・・出雲に行ってきました。

出雲の大国主大神については、これまで何度か記事にしたこともあります。

そもそも、今の日本なんて国や枠組みなどというものは、あてにしない方がいいというお話です。

よく保守を自称する方々をはじめとして、多くの知識人から「日本の歴史」や「皇統」の重要性が語られます。しかし、現・皇室の正統性が強調された記紀(古事記・日本書紀)を土台にして、そればかりに立脚した歴史観で、皇室の正統性を語るのはナンセンスです。

なぜならば、日本建国の精神は、元々、出雲にあったと考えることもできるからです。

出雲は、現・皇室の先祖に国を譲った人たちでした。国を奪われたという見方もできます。したがって、そもそも日本という国の源流は、今の皇室なんかよりも、出雲にあるとも考えられるわけです。

今回、その出雲に行って、あらためて、そうした出雲の偉大さを確認してきたのでした。

 古代には48メートルの高さを誇ったと言われる出雲大社本殿。この高さの本殿を支えるには巨大な柱が必要だったことは想像に難くないが、鎌倉~室町時代につくられた本殿の平面図「金輪御造営差図(かなわのごぞうえいさしず)」は、長らく図面としての信憑性に疑問が持たれてきた。
 しかし2000年、境内の地下1.3メートルから大型の本殿遺構が見つかり、柱材が出土。柱材は杉の大材3本を束ねてひとつの柱としたもので、本殿を構成する9ヶ所のうち3ヶ所で発掘が確認された。そのうち中心に位置するのが「心御柱」、正面中央に位置するのが「宇豆柱」となっている。

美術手帖
「出雲大社の本殿を支えたふたつの柱が史上初公開。東京国立博物館の特別展「出雲と大和」に注目」より引用

2000年に出土したという出雲大社の柱は、とても巨大な物でした。

出雲大社の宇豆柱

それまでの間、出雲の歴史的重要性については、多くの疑問が呈されてきました。しかし、出雲大社の境内に巨大な柱が発見されたことで、その信ぴょう性は、俄然、真実味を増したのです。

出雲大社の復元イメージ

今や出雲大社本殿の巨大さについては、疑いのないものになりつつあります。

出雲で発見された銅剣の数もトンデモナイものです。

358本・・・この数字は、それまで全国で発見された銅剣の総数を上回るものでした。普通に考えたら、ありえないわけです。

ということで、神社本庁で掲げるように現・皇室につながる伊勢神宮(天照大神)をトップとする神様の序列には、大きな疑問を感じますし、そればかりを正統と認める必要はないと思われるのです。

出雲大社では、そんな出雲の偉大さを噛みしめながらのお参りでした。


ところで、出雲大社については、いろいろとややこしい人間社会の事情も見え隠れします。

島根県出雲市の出雲大社の境内に本部(教務本庁)があり、出雲大社の職員が出雲大社教の職員を兼務している。ただし、出雲大社が神社本庁(神社神道)に所属するのに対し、出雲大社教は神社本庁(神社神道)には所属していない。法的に言うと、宗教法人出雲大社宗教法人神社本庁(神社神道)被包括宗教法人であるのに対し、宗教法人出雲大社教宗教法人神社本庁の被包括宗教法人ではなく、教派神道に属する単立宗教法人となっている。

ウィキペディア「出雲大社教」より引用

出雲大社自体は、国家・政府の神社本庁所属ではあるものの、それを運営している職員たちは、出雲大社(いずもおおやしろ)教という宗教法人の職員も兼務しているのです。

いうなれば、天照大神を奉じる伊勢神宮をトップとする神社本庁に従うポーズはとりつつも、実態としては、それとは独立したかたちを保とうとしているということでしょう。

ややこしいのは、それだけではありません。出雲には、神社本庁に属していないものもあります

こちらの「出雲大社北島國造館」は、出雲教という宗教法人の施設です。元々、出雲国造家が創設したもので、明治時代に国造家が分かれて、今の状態になったようです。大国主大神を祀った施設でもあり、もうひとつの出雲大社ともいえます。

出雲大社北島國造館

神様サイドからみたら、くだらない人間の小手先の業にみえるでしょうが、そういうくだらない綱引きをするのが人間というものです。そんな人間社会のややこしさを踏まえて、一応、私としては、両方にお参りをしてまいりました。


人間社会、本当にややこしい・・・(苦笑)。

ただ、そんなややこしい社会ではありますが、みなさん、常に正しいと思うことをやっていってみましょう。

自衛隊の方々も、何を守るべきなのか、正義とは何なのか、国家とはいかなるものか、自分の存在意義は何なのか・・・そんなことを考えられる良い機会に恵まれることを願ってやみません。


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