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一新塾講師に小島希世子さん(えと菜園代表・農スクール代表)『ホームレスや引きこもりが人生を取り戻す奇跡の農園』

昨日は、小島希世子さん(株式会社えと菜園代表取締役・NPO法人農スクール代表)に一新塾でご講義いただきました。テーマは『ホームレスや引きこもりが人生を取り戻す奇跡の農園~農業を食糧と職業に』。

熊本県の農村地帯に生まれ、幼少期より農業への憧れがあったそうです。小学生の頃は、飢餓に苦しむアフリカの子どもたちのドキュメンタリーを見て、自分がその問題解決にとの思いも抱かれます。

2006年に、熊本県の農家の奥さんたちと農薬・化学肥料に頼らない、安心・安全の農家直送のネットショップを立ち上げました。

2009年には(株)えと菜園を設立。事業は3本柱。
一つは「作る」。これは野菜の生産。
二つ目が「食べる」。生産物を多くのお客様に食べていただくための卸や直販。
三つ目が「学ぶ」。消費者に農業の現場を知ってもらい、野菜と作り方を学んでもらう。

さらに、

元ホームレスの人たちに畑仕事を託すプランを思いつき、
2013年、NPO法人農スクールを立ち上げ。

「元ホームレスの方」「引きこもりの方」と
「人手不足に悩む農家」を結びつける事業を続けています。

国や自治体と協働して、就農支援や農福連携、
コロナで経済的に影響を受けた方への事業もどんどん広がっています。
藤沢で生まれた就農支援プログラムが全国に広がる動きとなっております。

「人は野菜を育てながら実は自分自身を育てている」
このお言葉が深く刺さりました!

懐深い「農の力」のすごさも実感いたしましたが、
それ以上に、小島さんが多様なお一人お一人に親身に
寄り添われ、会話され、作業されながら、その方の可能性を
とことん引き出し、大きく育まれていらっしゃることに
心揺さぶられました!

塾生の皆さんの胸に響いたお言葉の一部です。

●やりたいことを言葉にする大切さ
●生きていることを実感できる農の力
●小さな成功体験が自己肯定感を高める
●現場の声をとことん聞きながら問題解決
●青空の下の協同作業でコミュニケーションの練習
●農は潜在能力を引き出す
●反復系・技術習得系・協働系、適材適所がある
●適材適所の仕事を見つける
●環境が変われば短所が長所に
●誰もが助ける人になれる
●できないを知らせると助けがある
●互いの困っているを助け合うコミュニティ
●「できる・できない」より「やるか・やらないか」
●直送にこだわり人と人をつなぐ
●土や虫が人をこんなに元気にする
●次世代につなぐロングタームで見る展望

今年の色紙のメッセージは「農ある暮らしを日常に!」。
一新塾教室の真ん中に飾らせていただきました。

小島さんの今年の新しいチャレンジも楽しみにしています!

■大前研一創設の新しい日本を創造するネクストリーダー養成学校   NPO法人一新塾(東京・大阪・名古屋・仙台・通信科)
https://www.isshinjuku.com/

■『第二の人生は志を生きる~サラリーマンから市民への転身』(一藝社)
NPO法人一新塾/森嶋伸夫 著
https://www.amazon.co.jp/dp/4863592485



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