見出し画像

◯をして◯を辞めました

会社を独立して研修やコンサルをやっている友人と話していて、「自分の肩書きって難しいよね」という話になった。

その友人は元商社マンの人脈を生かして今はクライアントには事欠かない様子。
人の新規事業を手伝ったり、経営者のコンサル、コーチングをやっている。
でも何をやっている人かと言われると、「何っていう肩書きもないんだよね」と言っていた。コンサルが一番範囲が広くて収まりが良さそうだけど、コンサルではしっくりこない。
いろいろ手広くやっている人はそうなのかもしれない。

私も自分を一言で表す肩書きや自己紹介には迷う。
「肩書きなんてどうでも良くない?」「そんなの名乗ったもん勝ちじゃない?」「自分は自分でいいよね」という人の意見もわかる。
でも、SNSが名刺代わりになっている時代だから「肩書き(何をやっている人か)」はその人をわかりやすく表すにはやはり大事と思うのだ。

もう1人の友人は、会社を辞めて不動産投資をメインにやっている。大企業で経理を経験していたことを生かして、緻密な計画と計算をして不動産投資をサラリーマン時代から始めたそう。
その友人のSNSに「不動産を買ってサラリーマンを辞めました」と書いてあった。
いろいろと想像を掻き立てるパンチライン。
肩書きとは違うけど、その人をよく表す一言だと思う。
今も不動産を買い続け食べていけているから余計に説得力がある。
サラリーマンを辞めて「食べていけてる」というのがポイントだと思う。

肩書きの話からだいぶんずれてしまったけど、精神科医とか美容師、占い師みたいなわかりやすい肩書きとは違う表現で、

◯をして◯を辞めました

という自己紹介フレーズはその人がなぜ今に至るのかをよく表すので使えるのではないかと思う。

自分ならどうだろう?と考えてみると面白い。
転職してキャリアチェンジした人や、会社を辞めて新しいことを始めた人、働き方や住む場所を変えて生活が変わった人なんかは書きやすいんではないかと思う。

ちなみに私の場合は、
ブログを2年毎日書いて教師を辞めました

今もブログを書き続けていたらかっこよかったけど、今は全然やってないので情けないところだけど。。
でも、九州で教師をしながらブログを2年毎日書いていたことは、ベンチャー企業に転職&東京へ移住するきっかけになった。
書き続けていたブログをある起業家の目にとまり(その後私の上司になる方)、そこから転職に繋がった。
いろんな人と出会ってそれをブログに書いたり、それを少ないながらも知らない人に読んでもらったりすることで、自分の意識改革と行動改革になったと思う。
今思えばブログは自分の行動装置だった。

何かを得るには何かを捨てないといけない。
体は1つだし、時間も有限。

◯をして◯を辞めました

っていうフレーズは、何かやりたいことが見つかって、自分が今まで大事にしていた価値観やポジションを捨てるってことだと思うから。
その変化に、その人のオリジナルの物語が詰まっている。

自己紹介や肩書きに迷っている人、ぜひ使ってみてください。

ちなみに、私のインスタにプロフィールを載せているのではよかったら覗いてくれると嬉しいです。

https://www.instagram.com/ithrkterra/

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?