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「小学生かよ」

〇月〇日
 
 本格的な冬到来。たくさん着込む。何だか、動きが鈍くなるような気がする。
 と、そんな話を妻くんにしたら、
「小学生かよ」
 と言われた。

〇月〇日

 アラン・シリト―。イギリスの作家。怒れる若者たちの一人。と書いて、すぐにぴんとくる人がどれだけいるだろうか。
 学生時代にシリト―を熱っぽく語る友だちがいた。私たちの世代にしては早熟だった。
 学生時代に数冊読んだ。その一冊が「長距離走者の孤独」である。面白かった。「土曜の夜と日曜の朝」「ノッティンガム物語」など数冊読んだ。

 床に積み重なっている本を整理していて、出てきた。久々にシリトーの名前を思い出した。

 数十年ぶりに、読み返してみようか。


 
 

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