4年5ヶ月勤めた、IoTスタートアップのチカクを退職し、自分のサービス立ち上げ準備に入ります。すでに会社自体は設立済みで、しばらくはサービスの仮説検証を立ち上げをしていく予定です。

もともとチカクに入る前も独立を考えていたんですが、良いサービスとチームに出会ってしまい、随分長く在籍してしまいました。

不確実な中での新しい価値を見つけ出すこと

（自分が入社してから株価が10倍を超えた）ソニーでは、田舎のルート営業から始まり、海外マーケティング、商品企画、新規事業の立ち上げとグローバルでの販売戦略立案と実行など、風上から風下まで、サイズも数億円から数千億円の事業に携わってきました。

その後の株式会社チカク https://www.chikaku.co.jp/ では、まごチャンネル https://mago-ch.com/ というプロダクトの一般ユーザー向けの販売、大手企業との事業提携・開発、プロダクトマネジメント、新規事業の立ち上げなど、それこそ「何でもやる屋」として全力でやってきたつもりです。

かなり不確実な中でタフだったけれど、チャレンジングでめちゃくちゃ楽しかった。何より本当にいいチームと一緒に働けたことはかけがえのない経験でした。
改めて、ソフトウェアだけでは実現できないハードウェアの広がりを感じたし、すべての進捗は自分次第という状況が自分の成長を加速させたし、自らの得手不得手もよく分かるようになりました。

世界は小さくなっていない

振り返ると、祖父も父もサラリーマンではなく経営者で、いつかは自分でやるんだろうなと思いながら、いつのまにかそこそこな時間が過ぎていました。

若くてめちゃくちゃ優秀な起業家も本当に多いなぁと思いつつ、とはいえ成功する確率が高いのは割と年齢が高めなおっさん起業家が多いというデータもありますし、まぁマイペースでやっていきます。

最近思うことは、インターネットが出てきてから20年以上経つけど、ここのところその浸透するスピードが落ちているということ。
正確にいうと、一部の人は加速度的に利益を得ているけど、おいていかれている人との溝は広がるばかりだと感じています。

DXと言われているがそれはB2B（企業）側の話が多いし、明らかにそこに改善の余地があり儲かるからというのが現状。
だけど、その恩恵に預かっていないユーザーや、機会が届いていない部分に光を当てると、まだまだ本当にその差分は大きいと思います。

グローバル×コマース

帰国子女でもなんでもないけれども、小さな頃に頻繁に連れて行ってもらった海外旅行に多くの刺激を受けたし、だからこそ美大に入ったあともクリエイティブ×グローバルで入りたい会社を選びました。
カンボジアやアメリカに住んだり、めちゃくちゃ多いわけではないけど世界30カ国以上は旅もしたり。

日本の中で何かしらの課題を解決するサービスを作っていくのも意味があるかもしれないけど、世界に目を向けて、人や言語、文化を超えたところの価値にまだ差分がまだまだあり、それをテクノロジーを最大限活用して、最適化、自動化することによって解決できる余地はまだまだ大きいと思います。

大きな起業テーマとしては「グローバル」×「コマース」だけは決めていて、その中でいくつかのアイディアの検証をしていく。スクラッチから立ち上げるので時間は掛かりそうですが、じっくりやっていきます。

まだ中身はないですが、とりあえず会社のWebだけ作りました→ http://bluegraphy.co/

しばらくは新規事業やプロダクトマネジメントのお手伝い

しばらくは、いくつかの会社の新規事業やプロダクトマネジメントのお手伝い（コンサル）をしつつ、余った時間を新事業の立ち上げ・仮説検証に使っていく感じになります。

あんまり時間はないんですが、大きな会社のなかでの新規事業の立ち上げ（サービスづくり・組織づくり）や、スタートアップでの0 → 1のサービスづくりの実践やノウハウなどはかなり蓄積が溜まっているので、興味がある方はお声掛けください。
facebook messenger、twitter DMも開放していますし、webの問い合わせフォームも開いています → https://keijiito.com

ちょっとこのあたりにも書いてはいます↓

「【事後レポート】オンライン講演会「ベンチャー経験から考える働き方アップデート法」に「まごチャンネル」のチカクが登壇」https://ascii.jp/elem/000/004/018/4018953/

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