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「わたし程度でつらいとか言っちゃいけないんだ……」としか思えない時におすすめの本(精神疾患向け)

とりあえず結論から言うと、それは
「自分の精神疾患について、絵を用いてやさしい文体で書かれた本」です。

「んなことわかってるよ」と言いたくなりそうな表紙の本がいいです。

わたしが最近読んだのはこれです。(アフィリエイトではないです)

なぜやさしめの本がいいかというと、
比較的当てはまる人が多い体験談が載っているからです。(個人的見解)

「わかるわかる」と思いながら読めます。

「周りの人向け」の本もかなりいいです。

自分の症状や、自分への接し方の参考にもなりますが、最大の目的は「比較的当てはまる人が多い体験談を読んで、孤独を癒すこと」です。


以下、この結論に至った背景をつらつら書いていきたいと思います。


なんか……メンタルやってると、思っちゃいませんか……。

わたしよりもっと大変な思いを経て精神疾患になった人がいるとか、

わたしよりもっと重い症状で苦しんでる人がいるとか、

だから「わたし程度の頑張りや苦しみで、弱音を吐いたり休んだりしちゃいけないんだ」

ってこと……。

こういう思いに苛まれるのって、もはや精神疾患にかかった者の宿命みたいなところありますよね……。(個人的な見解)

人様がもし同じことを言っていたら、

「いやそんなことないよ!」
「そう思ってしまう時点で限界だよ!」
「あなたの苦しみはあなたにしか分からないよ!」

と言いたいですが、
自分のことだとなぜか、そういうふうにいかない。

だから、他の人の体験談を聞くのって、実はわりと苦手です。(自分は話すくせに)

(この孤独を癒すためにわたしは今このnoteを書いていますが、実際こういう人、他にもいるんじゃないかしら)


とはいえ、孤独。

結局ね……孤独なわけです……!
孤独としか形容できない、自責&自責&自己否定の時間。朝。夜。無限。終わりなき日々。

たぶんね、少なくとも精神疾患で日々孤独を感じた時点で、本当は「わたしよりも大変な人が」とか言ってる場合じゃないと思う。
普通に死の淵に立ってる。
いやでも死のうとしたわけじゃないし……(だからつらがっちゃいけないと思う……)とか言ってる場合じゃない。次に足を踏み出した瞬間死んでるかもしれないと思ったほうがいいまである。

「いやでも結局、何歩踏み出しても生きてるし……」


わかるわかるわかる。
わかるけどわからんのよ自分のことだと〜〜〜〜!!!!

だから、平たくいえば仲間が必要。
だけど生身の人間同士って、症状も経緯も治療のペースも環境も違うし、仲間としてやっていくにはかなり多くの課題がある。

だから本を読みました。
特に「多くの当事者がわかる」「大抵の周囲の人が理解できる」ように書かれた体験談を読みました。

それでわたしは少し楽になりました。
そんな経緯でございます。

あとできたらX閉じたほうがいい。投稿はどんだけしてもいいと個人的には思いますが、おすすめタブを見流すのやめたほうがいい……。体調悪いと何もできることがなくてつい見ちゃいますが……。やっぱりおすすめタブに人様の個人的な事情がわかる投稿が流れてきて「わたし程度が」ってなるので……。見るならインスタとかのほうがまだいい。たぶん。

活字ぎっちりが好きなXユーザーなので、ちょっとぎっちり書いてみました。(そのくらいX好きで無限に見て無限に病んでしまう)


「自分にかけている言葉を他人にもかけるか?」とか、「他人が(自分と同じ状況で)苦しんでいたらどんな言葉をかけるか?」とか、

もう、そういう考え方じゃ救えないところまで来てるんですよね、本当は。

自分を苦しめるのやめようとかね、無理です。
苦しめてる自覚がないというか、そもそも、もっと苦しい人がいる……と思ってるわけだから。

わたしなんて大したことない……と思っている時、生じている苦しみの一つが「孤独」です。
他にもあると思いますけど……とりあえずこの「孤独」をなんとかするんです。今回の話においては。

孤独と付き合いが長くなってくると、孤独なんて根本的に解決できるものではないと気付きます。
だから単なる対処でいいです。
対処は何度でも必要になりますが、頑張りましょう。

誰に向けて語りかけているんだ……?

基本的にはメンタルヘルスに関するnoteって、自分が気付いたことを忘れないよう、この世の共通言語に変換するために書いているのですが、
誰かの役に立つかもしれない……という淡い希望も、わりと自分の孤独を癒す光になっています。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

いただいたサポートで、ちゃんと野菜を食べようと思います。