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［PLAYLIST］JUST RHYMIN' WITH B'S
もしラップがゲームならオレがMVP / マイクを握った最優秀詩人（Most Valuable Poet）だ
ビッグ・Lの代表曲“MVP”のフックでサンプリングされたこのパンチラインは、ビッグ・ダディ・ケイン（BDK）が〈 Prism 〉から1987年にリリースしたデビュー・シングル“Raw”のB面に収録された、ビズ・マーキーとの文字通りの共演曲“Just Rhymin' With Biz”の一
![[DISC GUIDE]KOOL G RAP & DJ POLO | WANTED : DEAD OR ALIVE](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32408679/rectangle_large_type_2_85774af4da2ac583e63076f20f418484.jpg?width=800)
[DISC GUIDE]KOOL G RAP & DJ POLO | WANTED : DEAD OR ALIVE
ラキム、BDKに並ぶラップ・ジニアス、クール・G・ラップとその相方DJポロによるユニットのセカンド・アルバム。前作『Road to the Riches』はマーリー・マールによるトータル・プロデュースだったが、今回は関与なし（ボーナス・トラック“Riker’s Island”はマーリーのビートだが、これは前作に収録漏れした87年のシングルだ）。代わりに起用されたのは、ポロの古い友人であるエリック
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［DISC GUIDE］ICE CUBE | AMERIKKKA'S MOST WANTED
イージー・Eとの関係悪化を原因としてNWAを脱退したアイス・キューブ（20歳）が、ヒップホップ業界においても年長者だったパブリック・エネミー（PE）のチャック・D（29歳）に相談したことをきっかけとして誕生した、稀代の傑作『Amerikkka's Most Wanted』。PEとNWAは、当時、東西各海岸の頂点に君臨しており、それぞれのサウンド（PEのプロデューサー・チームであるボム・スクワッド
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［DISC GUIDE］BLACK MOON | ENTA DA STAGE
ウータン・クランが衝撃的なデビュー・シングル“Protect Ya Neck”を自主リリースしたのは92年の11月だが、そこから遡ること1ヶ月前に、傑作シングル“Who Got da Props?”によって、ウータンに先駆けてNYのヒップホップに“アンダーグラウンド”を提示したグループ、ブラック・ムーン。低い身長に相反して大きな存在感を放つメインMCのバックショット、影は薄いが最もワイルドな二番
もっとみる![[DISC GUIDE] DRED SCOTT | BREAKIN' COMBS](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/31222331/rectangle_large_type_2_089bd5bd580b0f66a8beac783663fb99.jpg?width=800)
[DISC GUIDE] DRED SCOTT | BREAKIN' COMBS
ニューヨーク生まれ、ロサンゼルス育ちのMC/プロデューサーであるドレッド・スコットによる唯一のアルバムだが、本国USでのほとんど黙殺された評価に比べると、日本では何度かCDが再発されたりと、人気のある1枚だ。それはひとえに、シングル“Check the Vibe”のおかげだろう。クールなエレクトリック・ピアノのループとハード・ヒッティングなドラムス、大学の同窓であり、後に奥方となるエイドリアナ・
もっとみる![[DISC GUIDE] EPMD | STRICTLY BUSINESS](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32166083/rectangle_large_type_2_f22e769b1ec8f0f7b086353c121d1abb.jpg?width=800)
[DISC GUIDE] EPMD | STRICTLY BUSINESS
「エリックとパリッシュは金儲けするぜ（Eric & Parrish Making Dollars）」という野心剥き出しのユニット名の割にはそれほど稼げていないだろうが、ベンジャミンの枚数だけで、彼らの功績は測れない。NYのヒップホップがジェームス・ブラウン依存症に陥っていた80年代後半、他と異なるアプローチで東海岸のヒップホップに新しいファンクをもたらしたEPMDのデビュー・アルバム。
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