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赤か白か 赤が勝つ場合【エッセイ】1000文字

紅白戦という言葉は誰でも聞いたことがあると思います。
赤青でもなく、赤黄でもなく、まして白黒でもない。
2チームで対戦するときに色分けするなら赤(紅)と白。
これが3チームなら赤青白や赤黄白、赤青黄になり、4チームなら緑が入ってきます。高校の時の運動会は赤青黄緑で、3年間ずっと黄団でした。

GWの前半は私の実家に3人で帰省していました。
戻るのは日曜日。翌日の月曜日、子供たちは小学校。
日曜日は16時に着くように戻り、夕飯は実家からお土産として買ってもらったおすしにしました。
おすしと言っても鮨ではありません。笹寿司です。
紅鮭と連子鯛れんこだい、さばがあります。
紅鮭は赤(紅)色の帯、連子鯛は白色、さばは青色の帯が笹に巻いてあります。
オーソドックスなのは紅鮭5個と連子鯛5個のセットで、大概どこの店舗でも買えます。
私も小さい頃から食べていますが、親が買ってくるのはいつもこのセットでした。

今回もこれを買ってもらいました。
が、姉は紅鮭しか食べず、弟は連子鯛も食べるけど紅鮭の方が好き、私も右に同じ。(連子鯛は大人になってから食べれるようになりました)
赤(紅)の勝利は目に見えているのに、白が入ったセットを買ってくれる。
白は我が家では人気がないのに、親のイチオシはこの紅白セット。
白もおいしいから、いろんなものを食べなさいよ、というメッセージ。
姉は赤を2個、弟は赤を2個と白を1個、私は白を1個、旦那は残り。
私も赤を食べたかったのですが、旦那が白4個になるのはかわいそうと思い、赤を残しました。

我が家ではこの笹寿司の種類を赤と白と呼んでいます。
正確な具の中身が紅鮭と連子鯛ということは、この記事を書くときに調べました。(鮭と鯛だとは知っていたけど)
今はさばが青としてありますが、私の小さい頃はなかったような気がします。

紅白戦といえば(?)、5月には運動会があります。
娘が小学校に入学してからはずっとコロナの影響で半日の9月開催だったのですが、本来は5月で、私もすっかり忘れていました。
前日にシステムの本番切り替え作業を予定してしまい、帰宅が遅くなるためお弁当どうしようと思っていましたが、今年も半日開催でした。
そういえば、お弁当に笹寿司いいかもしれません。
地元の町内の運動会に笹寿司のお弁当が出ていたことを思い出しました。

ちなみに、今年の運動会は姉も弟も赤組です。
切り替えが無事に終わって、運動会を見に行けますように。


笹寿司とはこちらです。
東京圏には店舗があって購入できます。よろしければ是非。




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