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筋トレの効果、腹筋はまだ割れてない。

今日の夜は皆既日食だそうです。

心身の調子がずっと悪くて毎日が鈍い辛さにまみれていたので何が原因だろう、と自分の体とネットを見つめる日々が続いていましたが、ある日男性ホルモンが基準よりも随分少ないことがわかりました。
ホルモン自体を注入する治療法はあって半年ばかり続けた訳ですが、これは注射を続けている間はなんだか少し調子が良かった気もするけれど(プラセボ効果の可能性も大)結局、半年続けて数値は改善せず相変わらず基準値よりも低いまま。おかげで筋肉注射にすっかり慣れたのでコロナワクチンはそれほど痛みを感じずに受けることができるのではないかと、なんとか得たものを見つけてみる。

男性ホルモンが急激に減るとうつ的な症状が出るらしく、というところから検査したらビンゴだった訳だけれども注射の打ち切りはうつ的な症状が治まったからとのことで終了。でも、それは心身が辛すぎて休職に入って休みを取ったからで、ホルモンとの因果はわからない。

ところで男性ホルモンが少なくてメンタルの症状があるとホルモンの治療を受けることになるれど、それは対処療法ということで「打っている間だけ数値が改善」おまけに弊害として「外部からホルモンを入れすぎると自分でホルモンを作れなくなる」という弊害があるらしい。なので自分で男性ホルモンを作れるようにならないといけない!ということで筋トレを始め、そしてそろそろ1年近く続いている理由なのです。

前置きが長くなりました。ここまで前置きです。

去年の今頃から夏にかけて、心と体が辛くて、仕事をやり切ろうと言う思いでいっぱいで、残された少ない時間は家族との時間、という日々を送っている中で、何か継続するということが何年も何年もできなかった。
心身が辛い、全ての時間は仕事のことを考えてる、残された時間は家族の時間、は続けていた。ていうか流されていただけ。ただの惰性。だけど、例えば、風呂に毎日入れない、歯を磨けない、布団で寝れない、なんて有様になってて、秋に倒れてしまった訳ですが、1日数分の筋トレだけは数ヶ月の単位で続けることができて。腕立て伏せ10回だけなんて日もあったけど、ほぼほぼ毎日続けることができた。これが1年をかけて心と体なんとも大きな影響を与えたことか、自分にとっては計り知れない訳でして。

去年の夏頃から朝の寝起きは毎日、パニック発作。動悸、過呼吸、震え、抑うつで目が覚めていました。毎晩、眠るのが不安いや恐怖、朝を迎えるのが毎日怖かったですが、ある日突然、寝る前に筋トレしてプロテインを飲んだ次の日、ふっと体が軽く、気分も普通に目が覚めて起き上がれる日がやってきた。気のせい、たまたま今日だけかも、と思い次の日も筋トレしてプロテインを飲んで眠ると、次の日も体軽く、抑うつもなく起きることができた。今のところを2ヶ月続いています。もちろん、筋トレすることで体つきもゴツくなって変わったけれど、朝、起き上がれるようになったのが本当に感動で最初の2、3日は涙が出た。本当に毎日眠るのが怖かったから。

もう一つは、続けられてそして結果が出たということが、軽症うつの一つの症状らしい「突然、ふとやってきて気持ち落ちる抑うつ」に立ち向かうための気分の高揚をもたらしてくれた。そして、ちょっとしたことを少しずつ続けていくことを今一度思い起こさせてくれた。
歯を磨けるようになった。朝、シャワーを浴びることができるようになった。布団で寝れるようになった。毎日ギターを弾けるようになった。
毎日数分のものもあるけど、そんな時間を大切に継続して過ごすことができるようになってきた。

この小さな積み重ねを集めていく。やっと少し人生が手元に戻ってきた。
普通のレール?階段?道?全部外れてしまったので、自分の手元でまた人生を組み立てていきたい。

そんなことを思うに至るきっかけになったのが筋トレの継続でした。
次は腹筋を割りたい。隠れたところに筋肉は育ってるけど、なかなか顔を出してくれない。。

おわり。

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