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大人から子どもまで楽しめるダンボール工作の魅力

ダンボールアーティストとして色々と楽しいお仕事をさせてもらっている、いわい(@iwai)です。本日はダンボール工作の魅力とか効能とかをお伝えいたします。

最後にnoteさん主催で私が講師をさせていただく、親子向けワークショップの告知もあるのでお見逃しなく!


道具の使い方を知らない大人が増えている?

1972年に岐阜県の山奥で生まれた私が子どもだった頃は、野山や川でよく遊びました。特に川遊びは好きで、夏休みになると毎日のように川へ通ったものです。

小学生の高学年になるとプラモデルを作ったり、任天堂のファミコンで遊ぶようになったりと、だんだんとインドア派になっていきました(笑)

中学では男子は「技術」の授業があり、ドライバー、のこぎり、万力、はんだごてなどの使い方を学んだのですが、いまはないのでしょうか?

数年前にとある大学の研究室ではさみの利用が禁止になったという話があり、理由を聞いたところ若い子が誤って怪我をしたためとのことでした。

つい先日も建築やインテリアデザインなどが専門の大学教授から聞いたお話ですが、パソコンではデザインができても、建築模型はまともに作れない学生は少なくないそうです。

ハンドメイド作品の販売サイトは盛況だし、革やシルバー細工などの教室もあるし、手先が器用な人は多いと思うんですが…


ダンボール工作から期待できる学び

ダンボールアートを始めたときに、そこに学びがあるかもなんてことは考えもしませんでした。

でも道具の使い方を知らない若年層の話を何度か耳にして、これはもしかしたら得るものがあるんじゃないかと思い始めたりしています。

工作しながら道具の使い方を覚えられるというだけではなく、次のようなものを育めるかもしれません。

・考える力
・作る楽しさ
・自由な発想

ダンボール工作にルールはなく、同じ素材を使っても作り方、道具、作るものは人それぞれ。

私はCGソフトでダンボールアートの設計を行うので、形はCGソフト内で決まりますが、実際に組み立て始めると一筋縄ではいきません。

CG上では厚みは考慮されませんが、実際のダンボールには厚さがあります。何回も折り曲げて、継ぎ目を接着するときにずれが出るのはよくあることで、臨機応変な対応が必要です。

ダンボールを使ったアナログな作業はデジタルにはない感覚があり、またCGで作ったものが現実世界で形になっていくという楽しさもあります。

設計図どおりに組まなくてはいけないという決まりはなく、その場の判断で接着剤を付けない箇所を作ったりとか、そのあたりは柔軟。

たかがダンボール工作ですが、これって仕事にも通じるところがあるんじゃないでしょうか?

頑張って作った企画書が評価されなかったり、逆に短時間で考えたことが絶賛されたりとか、仕事なんて想定外だらけ。でもなんとか着地点を見つけていきますよね

まっさらなダンボールを切って、折って、貼って、組み立てて、色を塗って。そこでの試行錯誤が、大人になってから自分で考えて道を切り開いていくための原体験になればよいかなと思うのです。

工作の素材はなんでもよいのですが、無料で入手でき、加工しやすく、強度もあり、リサイクル可能なダンボールはかなり優秀ではないかと思います。


note主催のワークショップが開催されます!

6月に投稿したプロフィール記事を、noteでCXOをされている深津さんがご覧になり、ツイートしてくれました。

作品を見てくれた深津さんからワークショップとかやったら、おもしろそうといコメントがあり…

喜んで反応したところ…

ディレクターチームにお話してくれるということになって…

翌日、noteのディレクターさんからメールをいただきました。動きはや!

その後、どんな内容にしましょうかね〜というやりとりを行い、子どもが楽しめそうな、かぶりものを作るワークショップということになりました。

ということで、2019年8月10日(土)、noteを運営している株式会社ピースオブケイク本社にて、私が講師を務める「noteの自由研究 親子のためのダンボール工作教室」が開催されます。

ワークショップではダンボールを切ったり、貼ったりしながら、かぶりもののベースを制作。そこに色を塗ったり、色紙を貼ったりして装飾します。ダンボールを切るときに使うのはハサミだけです。

装飾次第で恐竜っぽいものも作れるし…

うさぎ風なものも。

普段、親子で時間を使って一緒に何かを作る機会はそう多くはないんじゃないでしょうか。

夏の思い出づくりにぜひぜひ、参加をご検討ください!上記の告知ページ内の申し込みフォームからお申し込みいただけます。

会場でお会いできることを楽しみにしていますよ〜(^o^)/

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夏の思い出

最後までお読みいただきありがとうございます! TwitterではCG方面のつぶやきが多めです。 https://twitter.com/Iwai ダンボールアートの主な作品はこちらでご覧いただけます〜 https://iwaimotors.com