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古神道と言霊と星読みと【其の三】

その名も…「性命」診断士!!


プロフィールを更新しました!

そして、プロフィール記事も執筆させていただきました!m(_ _)m


詳しくは書いてある通りなので、ゆっくりとご覧いただきたいのですが、

この度「星読み性命診断士」と名乗ることに決めた次第です!m(_ _)m


「星読み」に関しては、今後もシリーズとして述べさせてもらいますが、


ここで問題となるのは「性命」という、おそらく聞きなれない言葉。


「姓名判断」の「姓名」とはもちろん違い、

「いのち」を意味する「生命」とも少し違う。


そういえば、以前に記事にしたFF7(ファイナルファンタジー7)では、

「星命学」(せいめいがく)

というものがありました。


「星読み」なんだから「性命」ではなく「星命」が合っているような……^^;

っていうのはダジャレ好きの冗談です。笑

ですが、このタイミングで「性命」という言葉を閃いたこと、

そして「星読み」というテーマで走り出していることも、


偶然とは思えない「時代のうねり」や「時の運」を感じるところです。


「天命」?「使命」?「天性」?…色々迷った挙句…


肩書として名乗る言葉を選ぶのは、慎重に慎重を期した感がありまして。^^;

「性命」よりももっと知られた言葉として、

「天命」「使命」

という言葉がありますよね。


「天命」といえば、孔子の『論語』おいて、

「五十にして天命を知る」

というの言葉として登場するのが有名です。


「聖人」と呼ばれた孔子ほどの人間であっても、

本当に「天命」を知るのは50歳になってからと考えると、

一般ピープルが掲げるのは畏れ多いことのようにも思える……。^^;



一方、「使命」につきましては、

「氏名は使命」

という言葉が個人的には大好きで、今もとても大切にしています!


周りの人が同じように仰る場面も、最近はよく見かけるようになりました!

(僕の「氏名=使命」は「祝いを素直に!」…「祝い事」が大好きで。笑)


そんな調子だから、「使命は何ですか?」と聞かれたとしたら、

「使命は氏名ですよ!」

とお伝えして終わってしまう可能性が。笑


また、

「使命」は「天職」とセット

として言われることも多いように思います。

どこか「仕事」などの「固定した物事」を指すイメージもないでしょうか?


「生命」と「性命」の違い


ここまで来たところで、いよいよ「性命」の説明に入りましょう。

この言葉には元となる出典がございます。


東洋古典における「四書五経」というのを聞いたことはありますか?

「四書」(論語・大学・孟子・中庸)のうち、

ここで関係するのは『中庸』の冒頭の一節になります。

天の命ずる之を性と謂(い)ひ、
性に率(したが)ふ之を道と謂ひ、
道を修むる之を教と謂ふ。

『中庸』第一章

「天命」を「性」という

と約(つづ)めて読む場合もありますから、

結局は「天命=性」と言える側面もあるはあるわけですが。^^;


「性」という漢字から読み解く意味合いもございます。


一文字だと現代では「男性・女性」に限った意味で使われがちですが、



「熟語」として、他の漢字との組み合わせからも考えてみますと、


「知性・感性」や「性質・性格」、

あるいは「特性・本性」など、

多様な使い方があるところから、何となくイメージできてきますよね!


ここで漸くですが、漢字の成り立ちからも考えてみましょう!

例によってある書籍からの引用をさせていただきます!m(_ _)m

「天の命ずる之を性と謂い」
普通の「生命」ではありません。之を「性命」といいます。我われには天から与えられた「性命」があるのです。
「生命」というのは肉体的生命にすぎません。けれども肉体的生命は単独にあるかと言えば、その中には天の働き、あるいは心というものが含まれています。それを「性命」と言い、性命が含まれている肉体を「性体」と言ってもいいでしょう。それゆえ、天から与えられた命、働き、すなわち性命が肉体から離れた途端に、肉体は単なる物質になるのです。これは一瞬の出来事です。

伊與田覺『人はいかにして大成するか 日本人の精神の源流「神道」と「中庸」に学ぶ』より


肉体としての「生命」。

これに「心」を乗せたものが「性命」だとわかります。

ここにある「天の命」とは「性命」のことです。我われにはすべて「天性」という「性命」が与えられています。それは一人ひとりに与えられた働きです。何十億の人間がいても一人一人顔が違うように、性命というものはそれぞれ違っているのです

同上

「天性」という言葉にも言い換えられていますが、

「東洋古典」のみならず「西洋占星学」においても、

人それぞれ異なる天体の配置は「2万6千年に一度」しかありません。


これは「一人ひとりに与えられた働き」であると言っていい。

「性に率う之を道と謂い」
性命とは性に率って向上をしていくものなのです。したがって、人間が生まれたときに与えられた性命を十分に発揮したら、その人は十分に生きたと言っていいわけです。
この性命を発揮して生きるには、一つのルールがあります。天によって創られた我われが天の働きを十分発揮してそのものとして完成していくためには、天のルールにしたがわなくてはいけません
そのルールとは、道を通って天の境地に到達した先人が「この道を通れば大きな間違いなしに目的とするところの天に到達することができる」と指し示してくれるものです。これがいわゆる「教え」です。
…「教え」とはルールであり、道しるべです。

同上

ちなみに著者の伊與田覺先生は、

以前にも取り上げた安岡正篤先生の高弟の一人でいらっしゃいます。

戦後はしばらくして山に篭り仙人のように修行の日々を過ごされ、

松下幸之助翁に求められて山を降りてからも、

100歳を超えても『論語』を中心として教えを説かれた方です。


「十分に生きる」というのは、人生の長さとは関わりありません。

最期の時を迎えたその時になって、

「十分に生きた」

と言えるための「天のルール」であり「教え」が、


悠久の歴史を超えて伝え残されているのは凄いことですね!!


「ニシエヒガシエ」「遊び回る」ために



上で引用した『中庸』は「東洋」の古い教え


「星読み」は「西洋占星学」の名の通り「西洋」の古い教えです。


「洋の東西」を越えて「普遍的」な「人類共通の教え」

と聞いたら、学んでみたくなりませんか?(^ ^)


僕個人の「天命」と自覚することとしては、

かつては「東西の架け橋になる!」という志も立てていましたが、


太陽星座・射手座の「性命」から診断し、

より的確な表現を探した結果、


「東西を股にかけて自由に遊び回る!!」


というより強力な意志が出て参りました!!笑笑


「〜ねばならない」という「義務感」からは「重さ」が生まれ、

「自ずから然り」という「使命感」からは「トキメキ」が生まれます。


これからは「星読み」に特化した記事もたくさんあげて参りますが、


日本古来の「言霊」の力も、

「星読み」でわかる「性命」に則った最適な「言葉」に置き換えたときに、

より強力な「現実創造力」として働くのだと実感しています。


毎回の長文記事となったシリーズはここで一旦納めさせていただきます。

お読みいただき誠にありがとうございました!!!m(_ _)m

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