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私的音楽アーカイブ64(ザローリングストーンズほか)

631.レニークラヴィッツ:Lenny Kravitz Greatest Hits
632:タモリ:RADICAL HYSTERY TOUR
633.ブッカーリトル:Booker Little Featuring Booker Ervin New York Sessions
634.ポールチェンバース&トミーフラナガン:MOTOR CITY SCENE COMPLETE RECORDINGS
635.秋吉敏子:AMAGING TOSHIKO AKIYOSHI
636.フィリージョージョーンズ:DRUMS AROUND THE WORLD
637.ジャッキーマクリーン&デクスターゴードンTHE MEETING
638.ウィントンケリー:Kelly at Midnight
639.チャールスミンガス:EAST COASTING
640.ザローリングストーンズ:BIG HITS(HIGH TIDE AND GREEN GRASS)

⚫︎640.1979年生まれの僕にとって、ザローリングストーンズは親世代のスーパースターという印象がまずもってある。学生の頃聴いていたのはジャズが中心。ビートルズやカーペンターズなどは聴いたものの、ローリングストーンズについてはほとんど関心がなかった。
だが、自分自身がそれなりに多様な音楽に触れるようになってくると、ストーンズの凄さを遅まきながら知るようになった。それは、彼らの影響力がジャンルや国籍を超えて絶大であるということである。
日本のロックミュージシャンはほぼ例外なく、ミックジャガーやキースリチャーズの影響を受けているし、ジャズ方面でも彼らの存在は大きく、ギタリストのジョーパスなどはストーンズのトリビュートアルバムを出している。逆に、惜しくも2021年に亡くなったストーンズのドラマーチャーリーワッツはジャズドラマーとしても素晴らしい。
今作はサティスファクションや19回目の神経衰弱、一人ぼっちの世界などが入った初期ストーンズのベスト盤だが、どんな曲であれ、人を巻き込むエネルギーが凄まじい。多くの人をなぜこのバンドが持っているのかがよくわかる。

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