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ライティングやブランディングのお手伝いなど、色々やってます。旅と相撲とワインが好き。 …

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ライティングやブランディングのお手伝いなど、色々やってます。旅と相撲とワインが好き。 ブログ「田舎のダメお嬢と呼ばれて」http://iwamuraakiko.hatenablog.com/

マガジン

  • 現場監督あき彦

    現場監督っぽいことをつぶやきます

  • 友人の子と、わたし

    友人の子どもたちのエピソード

  • 宮崎Uターン物語 #MU

    仕事も決めずUターンしたら、こんな世界が待っていた。

  • ミラダン(未来の旦那を探したい)通信

    三十路オンナの奮闘記。名前の由来はポケ〇ンGOより。ときどき恋バナ、けっこう自己啓発。私もみんなも、頑張ってる。

  • mixiを振り返る

    2005年~2012年あたりのmixiの文章を転記。 ダンサー目指してフリーターしてた時代や、就職後のもがき、恋愛のもつれ、などなど。

最近の記事

「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」リアルイベントが楽しかった話

「“わかった”と思ったら、作品との関係性が切れちゃうじゃない?」 鹿児島市立美術館で行われたイベントに参加して、見えない人である白鳥さんが発した言葉にハッとする。一つの作品を、15分以上もかけて、わいわい喋りながら見る。自分と違ういろんな視点を楽しむ体験は、刺激的だったと同時にもやもやが残ったのだけれど、それを見事にすくい上げる言葉だった。「ごちゃごちゃしてるのが人間じゃん」とも言ってて、確かに、私は結論が出ないものを面白がるのがちょっと苦手なのよねぇーと思う。帰り道、桜島

    • 「頑張る」ことより「(頑張れるけど)やらねぇ」ことの方が数倍難しいの。若ぇもんを持ったら特に、この感覚は大事だぞー。

      • 日馬富士への想い 〜5年の時を経て私、モンゴルへ行くことになったよ〜

        5年前、ファンだった日馬富士(はるまふじ)が暴力事件を起こし、日本を去った。図書館スタッフだった私は、それはそれはショックを受けた。時々振り返りつつ投稿をしていたのだけれど、並べてみると面白かったです。 >2017年11月15日 暴力=感情をうまく言葉に変換出来ない人が陥る低レベルな行為なので、インテリな貴方には不似合いだったと思うけれど、やったことは仕方ない。サヨナラ日馬富士。私にとっては安馬時代からの10年間、人間臭い相撲をありがとう!あとは鶴竜と宇良がいるから大丈夫、

        • 伝記のつまらなさの理由

          中学の頃に、そろそろ知識としての読書をすべし!と、伝記に「あ」の行から挑戦したことがあった。しかし、アインシュタインから始まり、伊能忠敬あたりで挫折してしまった思い出がある。結局数冊しか読めず、伝記ってなんでこんなにつまらないんだろ、、、、と思ったのだが、よく考えたら日常生活でもそうじゃないか。その人に興味がない状態でその人の武勇伝を聞かされるほど辛いことはない。要は「その人物にどれだけ興味があるか?」が問われるジャンルだったのだ。 最近は便利なもので、伝記を読まずともWi

        「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」リアルイベントが楽しかった話

        • 「頑張る」ことより「(頑張れるけど)やらねぇ」ことの方が数倍難しいの。若ぇもんを持ったら特に、この感覚は大事だぞー。

        • 日馬富士への想い 〜5年の時を経て私、モンゴルへ行くことになったよ〜

        • 伝記のつまらなさの理由

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          6本
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        記事

          私だけの、ひそやかな趣味を持つ

          最近知り合ったクールめなお姉さんが、数度目に会った時に趣味を教えてくれた。とあるスポーツをやっているのだけれど、「みんなには言ってないからナイショで…」とこっそり教えてくれる感じにキュン。大会があったらしく、「こんな感じでやってて…」とこれまたこっそり動画を見せてくれる姿にもキュン。「えーー!かっこいいじゃないですか!私なら一発でSNSにあげちゃうー!」とリアクションすると恥ずかしそうに笑っている。こんなに密やかに、自分だけで楽しむ趣味。人を選びながら、こっそりと教える趣味。

          私だけの、ひそやかな趣味を持つ

          チャイ・ラブ

          23時、サランラップにカルダモンとクローブを包み、ビンの底でガリガリ潰す。それらをミルクポットに入れて煮出すと、一気に茶色。グツグツと香りが立つ。さいこう。その後、地元スーパーで買ったチャイ用茶葉を入れてさらに煮出す。するともう、まっ茶色。そこに牛乳をたっぷり注いでひと煮立ち。クリーミー茶色に変化。おいしそう。底に蜂蜜を仕込んだマグカップに茶漉しをセットし一気に注ぐ。もわぁ〜っと立つ湯気。いい香り。スプーンで混ぜてさて飲むぞ〜と思うけど猫舌だからね。用心用心。そうして恐る恐る

          チャイ・ラブ

          望み

          「おかあさぁーん、一回だけ、だっこぉ〜〜」 先日、友人の子どもたちと海辺でピクニックランチをしていた時のこと。それまでツンツンしてたお子の発した一言にハッとした。私もかつて、自分の望みをこんなにストレートに表現していたのだろうか。 今すぐに、だっこされたい。 これは食べるけど、これは食べたくない。 眠くなってきたぁ…… この枝をどうしても海に投げ入れたい。 もう飽きた!家に帰ろ〜 小1男児の自由な表現を目の当たりにして、感動の連続。 望みがあるなら、恥ずかしがらずスト

          40手前で気付けたこと

          学級委員長やら部長やら、学生時代からリーダー役を任せられることが多かった。そして私はそれを喜んでやっていた。容姿と運動能力に恵まれなかったので、せめて勉強をがんばらねば…求められた役割があるならやらねば…と思っていた節もある。社会に出てからもそれは続いた。早々に指導係になるとか、チーム代表して上と交渉するとか。給料に反映される訳でもないし、今思えば適当な駒として使われた企業もあったっけ。でもできるもんだから、やっていた。そしてその役回りが好きなんだと思っていた。30代後半にな

          40手前で気付けたこと

          「ガッツリ叱られた経験」てのはよぉ、「ガッツリ愛を持って向き合ってもらった経験」でもあるわけだ。それで初めて合ってくる仕事のピントっちゅーもんが、必ずある。なんかズレてる若ぇもんがいたら、悪いのはそいつじゃねぇぞ。

          「ガッツリ叱られた経験」てのはよぉ、「ガッツリ愛を持って向き合ってもらった経験」でもあるわけだ。それで初めて合ってくる仕事のピントっちゅーもんが、必ずある。なんかズレてる若ぇもんがいたら、悪いのはそいつじゃねぇぞ。

          膝小僧

          私が免許を取ったのは25歳の時だ。 久我山駅が最寄りの、杉並自動車学校に通っていた。 当時は夜働いていたので、 帽子でどすっぴんを隠しつつ、 昼間に、西永福駅から電車で通っていた。 「なんかカッコいいから」という理由で、マニュアルで入学。 オートマ限定で取る人が増えてた時代だったから、 「珍しいね?」なんておじさん教官に言われたりしていた。 教官の中で、特に印象に残っている女性がいる。 サラサラのロングヘアに、 しなりとした腰。 彼女が運転席に座ると、 膝丈のタイトス

          「みえない+みえる=∞ みんなで美術作品を鑑賞しよう vol.3」

          見える人と見えない人が一緒に美術鑑賞をするイベント「みえない+みえる=∞」に参加。いつもはリアルでやってるらしいのだけれど、コロナのおかげで宮崎から参加できたラッキー。 「空ってどんな色ですか?」 「全体的に黄色ですね。普通じゃない感じで違和感〜」 「かざぐるまは回ってますか?音は鳴ってそう?」 「うーん、100くらいあるからカラカカラカラって割と大きい音かも」 見えない方からの質問に答えたり、感想を共有していく。 この、状況や気持ちを「言葉」に置き換える作業は、昔東

          「みえない+みえる=∞ みんなで美術作品を鑑賞しよう vol.3」

          褒めパンチ

          埼玉の友人とLINE電話してたら、5歳の男の子がじーっと画面を見ている。 子「ねぇねぇ、さっきから思ってたけどさぁ〜……かわいいねっ!」 私「えっ!なになにいきなりっ!w ありがとう!フィルター効果かなぁ〜うれしい!」 顔が赤くなるくらい、ガン照れしてしまった。 友「最近、なんか女性を褒めるのがブームみたいでさ…w」 私「めっちゃいいブームきてるやんw」 来月家族でブラジル・サンパウロに移住するらしく、この子はモテるだろうなぁと思うおばばでした。

          褒めパンチ

          目指せ、一日一食

          朝一杯のお水か抹茶を飲んで、 水筒持参で9時〜14時半までバイトして、 家に帰って15時過ぎに初食事。 週3〜4日このリズムで過ごして約1年が経ったが、非常に調子がいい。食べないと眠くならないし、めちゃくちゃ仕事に集中できます。あと、1日1〜2度の食事だと「ちゃんと食べたいものを食べよう」となるのもポイント。ジャンクフードの時も「今日はジャンクが食べたい!」という意思のもと食べるのでいい感じだ。ちなみに今日は最後に作ったLPが「ざるラーメン」だったので、麺のお腹で帰宅。そう

          目指せ、一日一食

          「家族の形」は自由でいい

          バイトから帰って、風が気持ちいいなぁ〜とお昼寝をしていたら、“家族づくり”の活動をしているという女性の訪問をうけた。歳は私とそう変わらない。くりくりお目目の可愛い子どもを連れて「コミュニティが希薄になっている世の中で…」とまっすぐに語る目を見ながら、あぁ、こわいなぁと思う。宣言書とやらを受け取り署名はせずにお帰りいただいたが、改めて読むと「一生貞操を守り、不倫や離婚をしない」など、ムムムな項目がちらほら。家族やその他コミュニティの形って、色々あるからいいんじゃない。あと時代や

          「家族の形」は自由でいい

          趣味は部活じゃない

          「日本人はすぐ上手くなろうとするからつまらない。ゴルフコースを一緒に回れなくなるじゃない。下手な状態で長く楽しむ。これが“趣味”でしょう?」 何かで読んだのだと思うのだが、イギリス人(だったかな?)が話していた内容がずっと心に残っている。めちゃくちゃハッとしたのだ。この論から言えば私はまさに、「上達を目的としちゃう」典型的日本人。一人カラオケは必ず録音、相撲も詳しくなろうとしちゃうし、フラメンコも上達しなくて辞めちゃった。趣味の前提がそもそもズレちゃってるのだ。つねに上達を

          趣味は部活じゃない

          私の四股名は晴山(はれるやま)

          相撲の面白さのひとつが、番付(ばんづけ)。No.1である横綱を頂点として、大関、関脇、小結、前頭、十両…と延々と続く番付は、上がったり下がったりがめちゃくちゃ激しい。年6回行われる場所ごとに、常に順位が入れ替わるのです。上がる理由は「勝ってる」一択だけれど、下がる理由は、怪我や成績不調、不祥事による休場などさまざま。その超シビアな浮き沈みには、ドラマがたくさんあります。本日、横綱に昇進したのが、モンゴル人力士・照ノ富士(てるのふじ)。一度はNo.2の大関まで行ったのに、両膝の

          私の四股名は晴山(はれるやま)