ビックイシュー日本版9月15日号 特集コロナ禍、医療崩壊と再生を読んで。

日本の政治・経済の不得手な事に先を予測してそれに備える社会構想力が全く働かない事は色々な書物にも指摘されていることです。グローバル経済の恩恵を一番受けている日本が人の行き来が増えれば入って来るだろう感染症対策に人材も予算も充分に投じていないとは。昨日の日経新聞の解説欄にこれからの経済の新しい形がでていたが、自由主義経済のバイアスが過大評価されていすぎてそれが格差拡大の原因とされています。
安全安心な生活に万全の対策を打つ、経済成長も狙う、両方にバランスよく目ききすることが、新しい経済の肝となります。特集を読んで可能性のあるのが医療サポートの専門家を新しく創設する案でした。医者が少ないというよりチーム医療を充実させた方が合理的な考えではないでしょうか。物真似、模倣から自分達の国にある人材と医療資源を活かす新しい医療を作らなければ問題は解決しません。

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