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モレスキン、再び。【5冊目:メモの魔力】

人生は、「時間をどう使ったか」の結果でしかありません。ならば「時間をどう使うのか」というところで、自分の人生の勝算につながる選択をすべきです。
                               - メモの魔力



すっかり秋めいてきた10月中旬。
巷では来年の手帳が山を作り、年末年始の慌ただしさが少しづつ、けれどあっという間に近づいてくる頃。
手帳ユーザーの方は、来年に向けて手帳会議を始められている方も多いのかな。
それとももうすでに来年の目標や予定を立て終わっているのでしょうか。


本日のお供は『メモの魔力』。
自分の人生の幸せを最大化させるためのツールともなり得るメモについて、記載された本です。


予定管理と言えば、私は2年程前からスマホのカレンダーアプリを使用しています。
手荷物を少しでも減らしたいと思って、能率手帳+スマホ管理の併用でスマホの使い勝手を確認したのち、現在ではスマホ管理一択としています。
スマホは必ず持ち歩く媒体ですし、予定やタスクの入れ替えも簡単。
データ削除の可能性もあるのだけれど、それは自身が気をつければいいだけの話なので、来年も予定管理はスマホ管理を継続する予定。
まぁ、仕事の業務分担表は別途紙で配布されて職場にあるから、スマホ管理だけで事足りるのかもしれないけれど。


スマホで予定管理する前はノートや手帳を使っていたので、紙媒体での管理の方が長いです。
大学卒業後に勤めた雑貨店ではA5サイズのリングノート(無地)を使い、ディスプレイ案やシフト管理、イベント情報や会議メモなど、仕事上のものを全て記入していました。
それ以降はマンスリー手帳だったり、システム手帳だったり。
トラベラーズノートやモレスキン、MDノートなど、毎年色々なメーカーの手帳やノートを使ってみた。
一番長く使用したものは、能率手帳ゴールド(小型版)。
使用期間は6-7年ぐらい。
能率手帳を使うきっかけは、図書館で借りた『能率手帳の流儀』(野口 晴巳著/日本能率協会マネジメントセンター)を読んだ影響が、とても大きかった。
能率手帳には時間軸が書かれているので予定が視覚的に分かりやすく、それに伴ってタスクの計画も立てやすく重宝しました。
手帳自体のサイズも大きくないので、必要最低限の事を書くしかなく、自然と物事の優先順位が明確化されたのだと思う。
おかげで能率手帳ゴールドを使う期間に、私は他業種への転職に必要な資格を取得し、当時の自分が決めた職種に現在身を置いています。
積み重ねた手帳やノートは全て手放したけれど、それでもやはり手帳やノートから受ける影響はとても大きい。


そんな私がモレスキンを再び使おうと思ったのは、自分の習慣や行動を見直したかったから。
お久しぶりです、モレスキン。
手帳難民だった頃に一度だけ使用し、当時使っていた万年筆とのモレスキンの紙の相性が悪く(使い始める際に調べて分かっていたにも関わらず)、思うように使いこなせず断念したという、いわくつきのノート。
お値段も自分にとっては奮発して、さらに気合い入れて買ったノート。
そんなモレスキンを使いきれなかったのが、ちょっとトラウマなのに。
それでも今回モレスキンにしたのは、真っ黒のシンプルな見た目が、やっぱり私好みだったから。


正直に言えば、モレスキンが無くても、強いて言えば紙ノートが無くても生きていけるし、日常生活上、困ることはない。
今の生活を続ける上では、全てパソコンとスマホで事足りる。
それでももう一度紙のノートを使って、無意識のうちに身に染み付いている毎日の時間割を見直してみたくて。
これからの時間を使ってどのように行動していきたいか、書き出そうかなと思ったのです。
そして、せっかくnoteという場を借りて文章を書く機会を得ることができたので、自分をより良くレベルアップさせるための起爆剤にしようとも目論んでいるのです。
モレスキンをどのような構成で使っていくかは、まだ考えていませんけど。
それでも気になるものや学んだこと、モヤモヤとした思考も含めて、ざっくばらんに書き留めたい。
使い慣れた能率手帳も考えたのですが、今の私に必要なのはスケジュール管理ではなく、グルグルと回る思考回路の整理なのです。


単純に起きたことや見聞きしたことだけを書き写すのではなく、新しいアイデアや付加価値を自ら生み出すことを強く意識して、メモを書き始めてみてください。世界が、全く変わって見えると思います。
                               - メモの魔力


今私が所有しているペンは三色ボールペンと名前ペンの2本なので、よくある「手帳活用術特集」に出てくるような、見目鮮やかなノート使いはできません。
飾りつける気力は皆無です。
本に記載されたポイントを押さえて、効率よくメモが出来るかなんて分かりません。
そもそも一度モレスキンを断念している身。
それでもまずは、年末まで使い続けることを目標に。


モレスキン、再び。



[引用]
書名:メモの魔力 The Magic of Memos(電子書籍版)
著者:前田 祐二
発行:株式会社 幻冬舎

[文中書籍]
書名:能率手帳の流儀 みずからの成長と人生の豊かさを求めて
著者:野口 晴巳
出版:日本能率協会マネジメントセンター
ISBN:978-4-8207-1709-6

                (敬称略。引用文は書籍掲載順とは異なります)


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
皆様が素敵な本や言葉に出会えますように。
良い時間をお過ごしくださいませ。

Izumi

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