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子育てママが1日で読破した【さかなクンの一魚一会】

こんにちは、泉馨です。
先日こちらの本を読みました。

さかなクンの一魚一会

まず伝えたいのは、子育て主婦が子育てしながら半日(実質3時間)くらいで読破したこと!
まさにさかなクンが魚に夢中になっていたように、夢中で読み進めちゃいました♡

なぜこんなに夢中で読めたのか。🤔
考えてみたいと思います。(ネタバレありです)

まず一コマが大体2ページいかないくらいの量で、短くて読みやすい。
さかなクンが喋っているような書き言葉なので親しみやすく、楽しく読みすすめやすかった。
喋っているような文章だとやはり読みやすいのでしょうか?
本の内容(ジャンル)にもよるかもしれませんね。
この本は自叙伝なので普段喋っているような書き方がしっくりきたのかも。

「好き」の熱さが周りを変える。

本を読み進めるにつれ感じるのは、周囲の人の理解・支えがすごいことです。
勉強ができない息子にやきもきしながらも魚のことは一切口を出さないお父さん、毎日魚料理が出ても嫌がらず魚好きな弟を認めるお兄さん、さかなクンに負けまいとどんどん魚に詳しくなる魚屋のお兄さん、さかなクンを変なやつ扱いしていたクラスメイトも次第に「そんなに魚っておもしろいの?」と興味を持ちさかなクンとの関わりが増えていました。
こうなったのは魚のことを一生懸命語る、さかなクンの楽しそうな雰囲気や熱意が、たくさんの人たちに関心、影響を持たせたんじゃないかと思うのです。

母の「認める力」

特にすごかったのはさかなクンのお母さん。
水族館に連れて行ってくれたり、毎日魚料理を作ってくれたり、まだ親の助けが必要なことは徹底的に付き合ってあげるのです。
でも魚を飼い出した時は水槽は買ってあげたけどあとは放置。
飼い方を調べたり世話は本人にさせ、失敗も成功も子供に学ばせるやり方も同じ親として勉強になるなと思いました。
勉強が出来ず面談の時に先生にチクチク言われても「勉強ができなくて魚が好きな子がいてもいいと思うんです」と教育方針を伝えるお母さんもすごい。
でも卒業式の時に先生にふいにかけられた言葉に泣きそうになってしまったお母さんの姿を想像すると、悩みながらも信念を貫いた母の思いがギューっと胸を締め付けたのでした。
自分も今母ですが、さかなクンの母のように子を認め信念を貫ける母になれるかな?と思うのです。

以上、本を読んでの感想でした!
ズバリ、おすすめ本です!
今小1の娘にもすすめて読んでもらってますが、時々ケラケラ笑いながら面白そうに読んでます(^^)

興味を持たれた方はお時間ある時、ぜひ読んでみてください♡

では、また。

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