note-サムネ_2019

明日、PoliPoliアプリをリニューアルします

このnoteは3分で読み終わります。
こんな人にオススメ→PoliPoliのサービスを使っていただいている方・スタートアップなどで事業を行なっている方

こんばんは、山田仁太(@Leo___1213 )といいます。
PoliPoliという政治サービスを作る会社でCDO(設計責任者)をしています。


今回PoliPoliから皆さんにお知らせがあります。それは

現在公開しているアプリ(β版)のリニューアルを明日(2019/1/16)に行います!


そこでこのnoteを通して、リニューアルの経緯や変更点についてお話したいと思います。


目次
①方向性の変更について
・元々の方向性
・気付き
・方向性の変更
②ロゴリニューアルについて
・ロゴの依頼内容
・新しくなったロゴ
③サービスについて
・ホーム画面
・プロジェクト詳細画面
・マイページ画面
④おしらせ

①方向性の変更について

7月にサービスを開始した政治SNSアプリPoliPoliはおかげさまで様々な人にご利用いただきました。
https://jp.techcrunch.com/2018/07/02/polipoli/

ここで少し、そもそものPoliPoliの目的に立ち返ります。

・元々の方向性
私たちPoliPoliのビジョンは「テクノロジーで国家システムを再構築する」です。このビジョンの実現を目的として、私たちはまず政治への距離が遠いことが問題だと考えました。

それは以下のような理由からではないかと仮説を立てました。

①現状に大きな不満がない。
②課題はなんとなく持っているがそれが政治に結びついているか実感できない。
③実際政治家がしていること・出来ることが分からない。
④スキャンダルなどの内容が報じられやすく、ネットも荒れやすいためネガティヴなイメージを持っている

そこで私たちは政治家も交えながら、荒れずに政治的な話題について議論を行うことが出来るというサービスPoliPoliをリリースしました。


・気付き

サービスをリリースして様々な方に使っていただきインタビューなどを重ねていく中で大きな気付き、そして不安を抱きました。それは、

全く異なる2つの層をターゲットにしようとしている

ことです。具体的には「イシューを抱えていて建設的に『議論』ができる」層と「 明確なイシューを抱えているわけではなく自分の考えを主張したい、認めてもらうために『議論』をする」層の2つです。

どちらも「現状を良くしたい」思いで議論したいという点は共通していますが目的は異なります。前者は自分が抱えるイシューを解決したいという目的が明確にあります。だから建設的な議論をしようとします。一方で後者は「自分の知識を見せたい」「正しいに違いない自分の考えを伝えたい」という目的を持っています。だから主張を言い合うだけで建設的な議論にならない場合が多くあります。これは直接的な関わりが薄い話題、特に国政に関わる問題でたびたび見られがちです。

この全く異なる2つの層をターゲットにするのはどっちつかずに終わり、どちらの方達にも使っていただけないんじゃないか。そんな不安からメンバーと共に話し合いを行いました。そして方向性を変えることにしました。


・方向性の変更

結果として「イシューを抱えた人たちの課題を解決する」プラットフォームを作ることにしました。そして以下の理由から地域課題との親和性が高いと判断したため地域性を強めていきます。

①課題への意識が持ちやすい。
②政治家や行政からの課題解決へのフィードバックが得られやすい。

「テクノロジーで国家システムを再構築する」の実現を考えると確かに最終的には国政もPoliPoliから変えていくのが理想ではありますが、私たちはその第一歩として地域課題の解決を進めていくことを選択しました。

5年後にはPoliPoliが政治のプラットフォームとして「テクノロジーで国家システムを再構築する」未来を信じて。


②ロゴリニューアルについて

新しいロゴはPoliPoliのプロダクトアドバイザーSandalの一員でCounterworks CDOでもあるYamamoto Kentさん(@kentymmt )にお願いしました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000032735.html


・ロゴの依頼内容
元々のPoliPoliのロゴはこちら。

今までのPoliPoliロゴ

このロゴではPoliPoliを見て多くの人に「政治サービスだ!」と感じてもらえるような政治のイメージを表現していただきました。その結果として国会議事堂を思い浮かべる左右対称さ・黒と赤を使用したクールで洗練なイメージのロゴを使用してきました。

政治サービスであることを感じさせるには十分だったのですが、サービスとして方向性を変更する上でいくつかの問題が生じました。

① 黒と赤から政治のダークな部分が想起されてしまうのではないかという懸念。
② サービスとしてコアに使っていただきたい対象は国政よりもむしろ地域の政治に関心がある層に変わりました。さらに私たちのビジョンである「テクノロジーで国家システムを再構築する」の対象は洗練された政治関心が高い人だけではありません。
③ 温かいコミュニティを創出する上では物足りない。
④ ロゴの可読性が低く、政治家の方をはじめ初見でPoliPoliを読めない人が多くいた。

これらの問題を解決しながら、「かっこいい」よりも「柔らかく温かみのある」ロゴを作成してもらうようお願いしました。

・新しくなったロゴ

完成したロゴがこちら

サービスの新ロゴ

会社の新ロゴ

①日の丸のような円をベースとしながらも、変えていく(アップデートしていく)過程を揺らぎで表現
②既存の政治に持つ静的、寒色的なイメージカラーではなく、若いエネルギッシュさのあるポップなカラーを採用した

上記の理由から、何度もやりとりをした後このようなロゴを作っていただきました。
素敵なロゴを作っていただいたKentさんありがとうございます!


③サービスについて

主な画面について簡単に紹介します。他にも様々な機能があるのですが、それは実際に使ってみてのお楽しみです。笑

・ホーム画面

ホーム画面には投稿されている"プロジェクト"や参加している政治家が表示されます。”プロジェクト”は解決して欲しい課題や問題を投稿できる機能です。


・プロジェクト詳細画面

「確かに問題だなー」と思ったプロジェクトには共感をすることで解決の支援が出来ます。一定の共感を集めたプロジェクトは投稿者が政治家をプロジェクトに招待出来ます。参加した政治家や他のユーザーと共に議論や問題の解決を進めることができる機能です。


・マイページ画面

マイページにはPoliPoli内におけるスコアが記載されます。スコアのMax値は1000で、投稿への共感数やいいね数など様々な値から算出されます。
議論に参加をして、スコア上げを楽しむというのも一つの楽しみ方です。


④おしらせ

「日本は沈みゆく船」だと度々言われることがあります。
では「日本という船」を再び浮上させることは不可能なのでしょうか?
私たちPoliPoliは可能だと信じています。もちろん問題は山積していますが。

現状、政治分野はかなりイノベーションが遅れています。他の分野がこの数十年で大きく進化した中で、政治分野はほとんど進化して来ませんでした。周りの状況が変わり、様々な技術が発展してきた中でそれを活かすことが出来ていません。

そこで私たちはこの「船」を浮上させるための「旗」に「テクノロジーで国家システムを再構築する」を掲げました。
PoliPoliは政治分野にイノベーションを起こしていきます、それは仕組みを作る政治の変革が1番の近道だと信じているから、テクノロジーで世の中を幸せに出来ると信じているからです。

TwitterやFacebookなどで感想やフィードバックお待ちしてます!ぜひ使ってみてください!みんなで「日本という船」を浮上させましょう!


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