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死にがいを求めて生きているの

こんなタイトルの本を読んだ

この本は6人の視点から見た1人の人物について語る小説だ

最初の登場人物  白井友里子
病院に勤める看護師で担当の病人に毎日お見舞いにくる青年とのやり取りをメインに構成される
看護師になることを目標にして理想を描き看護師になるが現実と理想は違く現実に押しつぶされそうになる
白井友里子には一緒に住む弟がいる
その弟はかなり歳が離れていてまだ小学生
そんな弟は自分とも人とも向き合うのが苦手である日仲の良い友達と喧嘩してしまい学校に行きたくないと言う
理由はその仲の良い友達が引越しをしてしまうことが悲しくて辛くて言い合いになった
彼はただずっと一緒にいたいと思っただけなのにそれが叶わなかったからだ
そんな折、白井友里子が勤める病院にある若者が入院する
その若者は植物状態で意識があるのかも判定出来ないが身体的機能は動いている
その若者の友人が毎日お見舞いにくる
ある日なぜそんなに熱心にお見舞いに来るのかを尋ねたところ友里子の心が動く返答が帰ってきた
その言葉を聞き非番の日に彼女は弟を連れその若者の病室に訪れる

白井友里子から見たその若者はとても献身的で素敵な人物に映っていた

2人目 前田一洋
前田一洋は転勤族の息子である日転校した先の小学校で2人の友達が出来る
出席番号の前後で2人に挟まれた時に仲良くなった
それからと言うもの3人でよく遊ぶようになり色んなことを体験するが前田は少し違和感を覚える
なぜこの2人が仲が良いのかわからない
その2人は全くと言っていいほど性格も合わなければ趣味嗜好も違うのだから
1人は活発のガキ大将とも言える人物でもう1人は大人しく知的な少年
そんな両極端の2人がなぜこんなに仲が良いのか?
そんな違和感を覚える
そんな中、卒業控えた年に行われる運動会の種目の棒倒しについて話し合われる
この棒倒しはこの小学校の伝統行事みたいなもので卒業生となれば最後の花道と言ったところであろう
活発なガキ大将「堀北」は棒倒しに凄い熱意を持って取り組んでいる
そして知的な少年「南海」はそこまで関心はないようだ
ところがある日先生から衝撃的なことを知らされる
今年から棒倒しはなくなる
もちろん堀北は先生に抗議するが当然通るわけが無い、それでも棒倒しの練習は続ける

そんな中ついに堀北と南海が棒倒しの練習中に仲違いする事件が起きる
ここで前田一洋の物語は終わる
前田の見た堀北は活発で血の気が多く無鉄砲な人物であった

少し長くなりそうなので今日はここまで

読書感想文はどう書いたらいいのかまだ手探り中なので暖かく見守ってもらえるとか嬉しいです

今日も最後まで読んでくれた貴方に感謝
「有難うございます」

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