マガジンのカバー画像

ミニマリズム

25
僕なりのミニマリズムについての考えをまとめています!
運営しているクリエイター

記事一覧

こだわりも埋もれると見えなくなっちゃうね

こだわりも埋もれると見えなくなっちゃうね

bodumのダブルウォールグラスを普段使っていて、これにはお茶だとか水だとかを入れて飲んでいる。

2層構造のコップで、飲み物を入れると浮いているように見えるのがお気に入りポイントだ。

毎日これを使っているけれど、買った当初ほどは「浮いてる飲み物」にわくわくできなくなっていた。早い話、慣れてしまったのだ。

慣れてしまった、と書いたが、実は台所周りや生活スペースがひどく汚れていて、それがお気に入

もっとみる
「もったいない」をかんがえる

「もったいない」をかんがえる

僕は「大食い」が好きではない。単純に苦しそうに何かを食べる人を好んで見たくないという理由と、食べ物がもったいないと感じるからだ。

飽食の時代と言われている。僕の周りも美味しいものに溢れている。とても幸せだ。

だからこそ、この手のエンタメが発展したのだろうけど「必要以上に食べること」は捨てていることと同じように思えてしまう。

痩せたいけど我慢できずに食べてしまう人はまだいい。食べることで幸せに

もっとみる
物欲

物欲

物欲が少ない方だと自負しているけど、それでも全くないわけじゃない。あー欲しい!と思ったら割と衝動的に買っちゃうタイプだったりする。

物欲はエネルギーだと思う。そのために頑張れるみたいなところはある。それに、モノは心も生活も豊かにしてくれるし。

「欲しい!けど後回し」と、保留にしていたアイテムがいくつかある。それらを今は全然欲しいと思わなくなってしまったのだ。

ひとつ例を挙げるなら、赤いiPh

もっとみる
へんじゃないミニマリストもいるよ

へんじゃないミニマリストもいるよ

別に僕が言われたわけじゃないからいいんだけど「ミニマリストはさすがにやり過ぎ」っていう意見を見ると、もっとちゃんと知って欲しい、と言いたくなる。

強要するわけでも、理解を求める訳でもない。ただ、「俺これは無理だわ」とか「そっちの人になっちゃった」みたいな線の引き方をされるのが悲しいのだ。

それには理由があると思っていて、やはり世間的にはインパクトのあるものが話題になる。そこで、「ベッドもない、

もっとみる
それ以外の価値観を卑しめないで

それ以外の価値観を卑しめないで

僕はこの1年、自らをミニマリストと名乗り発信してきた。そしてそれはしばらく続く予定だ。

ミニマリストという存在や、彼らの価値観が一般的になって久しい。今はそれに興味がなくとも「ミニマリスト」という単語は知っている、という方も多いだろう。

僕は発信活動を続けるなかで、ミニマリストを名乗るたくさんの人々とつながることが出来た。ミニマリストまで行かなくても、シンプルな生活を送りたい、または送っている

もっとみる

「毎日同じ服を着ること」について

何度かこのお話をさせてもらっているが、僕はほぼ毎日同じ服を着ている。

夏はTシャツなので省くとして、春、秋、冬は無印良品で購入した襟なしのフランネルシャツを愛用している。冬はこの上からアウターを着れば問題ないので、実質オールシーズンだ。

2019年の秋に出会ったこの服。着心地も、見た目も、シルエットもカラーリングも、全て気に入っている。

一昨年、持っていた黒のスキニーをストーブで焦がしてしま

もっとみる
こだわり

こだわり

ミニマリストの方は「モノにこだわるタイプ」と「モノにこだわらないタイプ」がいると思う。

前者の極北はローランドさんだと思っていて、モノの値段を見ずに、ただときめいたモノを購入する行為はまさにこだわりの境地だ。

対して、こだわらないタイプのミニマリストさんの代表は筆子さんだと思う。ご自身のブログで「私はモノにこだわりはありません」と綴っておられた。

どちらも正解だから「こだわっている時点でモノ

もっとみる
買えば買うほど足りなくなる

買えば買うほど足りなくなる

「買うほどに足りなくなる」、常日頃感じていることで、今まさに痛感している。

これの反対は「手放せば満たされる」なんだろうけど、これはちょっと胡散臭すぎるというか、宗教チックなので後でもう少しマイルドに書く。



最近、白パーカーを買った。昔は好んで着ていた少しストリートっぽいファッション。GUの安いやつだけど、無性にパーカーを着たくなったので買ってみた。

着てみると、いつもはシャツばかり着

もっとみる
ダサい奴が生きやすくなった時代

ダサい奴が生きやすくなった時代

昔から僕はいわゆる「ダサい奴」で、中高時代のファッションをすべからく否定されてきた。

オーバーサイズがかっこいいと思っていた。XLのパーカーやセーターを着られる感じで着ていた。(ちょっと可愛いとも思っていた。)

着たいものを着ていたので別にいいんだけど、やっぱり「ダサい」は嬉しくなかった。

最近はシンプルが好きで、世間でもそれが流行っている。色は別に白でなくても、サイズが合っていて清潔で簡素

もっとみる

ミニマリスト、結局じぶんで体験してみるしかない

1度ベッドを手放して、また買い直した。

これを母親に「もったいない」と叱られたのだけど、僕自身は全然そう思っていない。

お金やモノは何度でも取り戻せるけど、時間や経験は唯一だから。

そもそも初代のベッドは頂きもので、僕が自分で気に入って買ったものではないのだ。



ベッドを手放していた約3ヶ月間、生活は狂いに狂った。マットレスがあったので睡眠の質自体にさほど影響は出なかったけど、直敷きし

もっとみる
なんと言われてもシンプルが好き

なんと言われてもシンプルが好き

「シンプルは洗練されてて好き」なんて言い回しはすこし気取っていて、意識高そう、なんて思われるかもしれない。

でも機能美?というか、シンプルがゆえの美しさは絶対にあると思っていて。

派手だけど、軽くて歩きやすくて履き心地のいいスニーカーが好きだ。ちょうど今アイコンにしている真っ赤なスニーカーもそう。お気に入りだ。

昨日履いていたズボンはくるぶしが見えるくらいの長さで、ベルトも要らないタイプのも

もっとみる
シンプルにすることは「飽きの落差を最小限にする」こと

シンプルにすることは「飽きの落差を最小限にする」こと

先日、白のTシャツばかりを着る僕に彼女が「柄の服を着ている所が見たい」と言った。

服屋で彼女が指さしたそれを羽織る。

自分で言うのもなんだけど、似合っていた。

ああ、僕はこういう自分にもなれるんだ、と思った。

だけど…やがてこのシャツにも飽きがくる。それは直感的に思った。僕は気に入ったものは繰り返し着るタイプなので、購入した場合は毎日これを着ることになる。そして見るのも飽きて、くたびれてし

もっとみる

生活感を出す

もともと原理主義っぽいところがあって、ミニマリズムに目覚めたのもそれが大きいです。「人の体はこれほどまでに多いモノに適応できない」という説を信じています。科学が急速に発展したため、進化が追いついていないという考え方です。

一夫多妻制などを取り入れている国も興味深いです。全員がそうではないと思いますが、色んな人と関係を持ちたいと思うのはある程度自然なことなのかもしれません(浮気や不倫を推奨している

もっとみる
たのしく暮らしたいだけなのに

たのしく暮らしたいだけなのに

ずーっと言いたくて、でもうまく言葉にできなくて、もやもやもやもやしています。

「なんのことだか分かんない!」って感じですよね。…僕も分かんないんです。

僕がミニマリストになったのは「たのしく暮らしたいから」「モノと向き合って減らしたら幸せになれたから」このふたつだけで、他に理由はないんです。

どう考えてもモノにあふれていた頃よりは良い暮らしをしていると思います。何をもってして「良い」とするの

もっとみる