見出し画像

還暦を迎えて

先月のとある日、とうとう還暦を迎えました。誕生日が来るまでソワソワしながらカウントダウンして過ごしていました。

いつもと違う節目の誕生日だから何かサプライズがあるのではないか?と期待もしつつ。

しかし春からひとり暮らしを始めた娘が帰ってくるわけでもなく、赤いちゃんちゃんこなんてものもなく。
 
いつも通り、夫とケーキ屋さんへケーキを買いに行きました。

これだけでもう幸せというか、ありがたいことなんだなと噛み締めて。

そしたら、なんといつも料理などしない息子が夕飯を作ってくれました。ハンバーグセット ⬇

息子の料理

夕飯のあといつものようにケーキ屋さんで買ってきたケーキを食べました。

息子に食事を作ってもらえて凄く嬉しかったです。ハンバーグは娘の得意料理だったから息子も真似したかったのかもしれないけど、こんなことがができるようになったんだなと感慨深かったです。

弟はお姉ちゃんの背中を見て育つのかなってくらい同じことをしたいみたいだからきっと息子も大学卒業したらひとり暮らしをするんだろーな。今から息子もそんな事を言っています。

きっと2年後は私ら夫婦ふたりの生活に戻るのかなと今からちょっと寂しくなっています。

そんなこんなで誕生日を過ごした2日後娘から手紙が届きました。

私のお誕生日のことや今の状況やいろいろ書いてあって、最後にひとり暮らしを始めて家を離れたけど、私の娘であることはずっと変わらないって書いてあって号泣しました。

自分の子どもたちへプレゼントやサプライズを期待をしても、してもらえなかったことを嘆いていた頃があったけどそれは傲慢だなと。

私が自分の母に何もしてなかったこと事を子どもたちへ期待するのはお門違いだって気づいてから、ただ私たちの子どもとして生まれてきてくれたことに感謝して成長を見せてもらえることが幸せと思うようになりました。

そんなこんなで何も期待してなかったので娘からの手紙はこれぞ本当のサプライズでした。

誕生日からほぼひと月。

還暦過ぎたら何かが吹っ切れました。

心の底から本当にやりたいことやりたい。
 
いつも思っているのはやらなかったことを後悔したくない。同じ後悔するならやってからしたいと思って生きてきたのでやり残したこと始めたいです。

忖度とか義理人情とか損得勘定とかぜんぶ脱ぎ捨てて本当にやりたいことだけやっていくために動き出したいけど長いこと義理人情の世界で生きてきたからそういうの全部止めるのって覚悟も勇気も必要なのですよね。


年齢なんて関係ない❣
いつからだって始められる。

いや、もう始めているんだけどね。大きな壁が立ちはだかっていてそれをどう乗り越えようかという感じかな。

とにかくいつからだって始められるというその言葉を信じていつか乗り越えます。

乗り越えた先の景色みたいから。

次は大学生の頃2年間寮生活を共にした同級生たちに再会したことを書きたいと思います。

マジで人生いろいろ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?