サラリーマン海外旅行|Kawamura Atsushi

量産型サラリーマンの旅行記録です。カメラはニコンD700。アマチュアバンドでサイドギタ…

サラリーマン海外旅行|Kawamura Atsushi

量産型サラリーマンの旅行記録です。カメラはニコンD700。アマチュアバンドでサイドギターを弾いていましたがお休み中。関係ないけど、気象予報士です。

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【巻頭言】仕事もしないでアジアかよ

 海外旅行が好きだ。行き先は近くて物価も安い東南アジアが中心。海外の文物が物珍しいのもあるが、日本で過ごす日常から逃げ出したいという動機も大きい。会社に入って10年以上がたった。この数年、ひんぴんと休みを取って出かけている。同僚は「またあいつアジアか」と思っているかもしれない。その記録を、ブログで公開することにした。  文章を書いて給料をもらう仕事をしている。仕事はまあ、面白い。それは日本語が好きだから、読むのも書くのも好きだから選んだ仕事だけど、しょせんはサラリーマン。自

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      台湾に来ています②

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        台湾に来ています①

        • デイリーポータルZに投稿が採用された(しかも2回)

           愛読している面白サイト、デイリーポータルZに「コネタ」という読者投稿コーナーがある。街角で見つけたちょっと面白い光景を紹介するコーナーで、そこに投稿したところ、なんと2回連続で採用された。わーい。  京都府長岡京市で見つけた「調子」というバス停(見出し画像)と、こないだタイで見たおしっこ漏れそうなトイレのピクトグラムである。  振り返ってみると、自分の人生で雑誌など含めて何かに投稿した記憶がない。なので、採用されたこともない。40歳を過ぎてどちらも人生初である。仕事でちょ

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        【巻頭言】仕事もしないでアジアかよ

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          マレーシアからタイに陸路入国

          マレーシアからタイに陸路入国

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          マレーシアに来ています②

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          マレーシアに来ています①

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          普通列車は1日8本のみという伯備線の駅【中国地方ローカル線紀行④完】

           列車1本乗り遅れると次は3時間後。JR伯備線・新見駅(岡山県新見市)で時刻表を見たらそんなだった。米子駅(鳥取県米子市)に向かう普通列車は実に1日8本しか出ていない。午前6時59分の次は10時54分。その次だって午後1時26分だ。どうしたって地方は人口も少ないし、車社会だからこうなってしまうのだろう。  もっとも、特急の「やくも」はおおむね1時間に1本走っているので、多くの人はこちらを使うのかも。  新見駅は2022年8月、「青春18きっぷ」で京都から鳥取県境港市に行った帰

          普通列車は1日8本のみという伯備線の駅【中国地方ローカル線紀行④完】

          水木しげるの故郷は想像以上にゲゲゲ推し(下)【中国地方ローカル線紀行③】

           水木しげるの故郷・鳥取県境港市に、「水木しげる記念館」がある。境港を訪れる人のほとんどはここに足を運ぶはずだ。水木の生い立ちや戦争体験、後年になり海外旅行で収集した民芸品(?)などの展示が充実している。もちろんゲゲゲの鬼太郎関連の展示もおもしろい。他都市からはあまりアクセスがいいとは言えないが、訪れる価値はある。私は青春18きっぷを使い、のんびり列車旅を楽しみなら京都→境港へ移動。1泊して、翌朝に記念館を訪れた。前回(下記)からの続きである。  今回の旅程。地図の⑦が境港

          水木しげるの故郷は想像以上にゲゲゲ推し(下)【中国地方ローカル線紀行③】

          水木しげるの故郷は想像以上にゲゲゲ推し(上)【中国地方ローカル線紀行②】

           漫画家水木しげるの故郷、鳥取県境港市がゲゲゲの鬼太郎推しである。ちょっとやそっとではない。JR境港駅を降りたところで鬼太郎などの絵が出迎え、駅前には水木センセイの像が。商店街の水木しげるロードには至るところに妖怪の像が配置してあり、その辺の店もみんな鬼太郎推し。そしてなんといっても水木しげる記念館もある。ファンなら「うわーっ、うわーっ」(水木の戦記物作品などに出てくるセリフ)と言いたくなるところ。青春18きっぷを使って列車を乗り継ぎ、たどり着いた街は想像以上だった。  つい

          水木しげるの故郷は想像以上にゲゲゲ推し(上)【中国地方ローカル線紀行②】

          京都から鳥取・境港へ! 大人も楽しい青春18きっぷ【中国地方ローカル線紀行①】

           JRの普通列車が1日乗り放題の「青春18きっぷ」。学生のころはよく使った。多くのおっさん、おばはんがそうなのではないだろうか。中年サラリーマンの私もそうだった。学生のころは時間があっても金がないからだが、働きだすと金があっても時間がない。休みが取れれば、どうせなら海外に行こう、というようなことで、とんと使っていなかった。件の感染症が流行し始めて2年以上。国内旅行は割と気軽に行ける情勢になってきた。今こそ使うべきではないのか、18きっぷ。ということでこの夏、使ってきた。行先は

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          移動に輸送に、寝床にも活躍するバイク【コロナ前のベトナム旅行⑤完】

           ベトナムは言わずと知れたバイク大国。車よりもバイクで移動する人が多い。ここではバイクは乗り物であり、輸送手段であり、なんだったら寝床にする人もいる。東南アジア全域において、移動手段としてバイクが占める位置は日本のそれよりずっと高い。子どもも含め一家丸々乗ってしまうのはざら、どうやって積んだのそれっていう大荷物を載せる人もいる。しかしバイクのシートにひっくり返って寝ている人を見たのはいまのところベトナムだけである。  紹介するのは2015年の旅行。南部の拠点都市ホーチミンシ

          移動に輸送に、寝床にも活躍するバイク【コロナ前のベトナム旅行⑤完】

          麺の種類が多くてわけわかめ【コロナ前のベトナム南部旅行④】

           ベトナム料理というと、誰しもが思い浮かべるのが米でできた麺「フォー」。実は、それ以外にもいろんな麺類がある。似ているようでどれもこれも少しずつ違う。まあ、日本でもうどんやそば、そうめんにラーメン…とあるのと同じかな。それにしてもベトナムのそれは種類が豊富。旅行者にはいまいち違いが分からないが、いろいろ食べるのは面白い。ただし、わかめは入っていません。  旅行したのは2015年。ベトナム南部の拠点都市ホーチミンシティと、そのもうちょい南にある中堅都市カントーを訪れた。  

          麺の種類が多くてわけわかめ【コロナ前のベトナム南部旅行④】

          かわしてもかわしても客引き、水上市場への行き方に悩む【コロナ前のベトナム南部旅行③】

           「ハロー! ボートツアー?」  川岸の通りを歩いていて何度この声を掛けられたことか。ベトナム南部の街カントーは水上市場が観光名所になっている。そこへ行くためのボートツアーの客引きの数がすごかった。1人に声を掛けられ、それをかわすとすぐまた別の1人がにこにこして寄ってくる。10分歩く間に5人は声を掛けてくる。いや、今断ったばっかりなのあんた見てたやろ…。とにかく熱量がすごい。  あんまり観光名所に興味のない私だが、ちょっと面白そうなので行ってみることにした。行ってみればなかな

          かわしてもかわしても客引き、水上市場への行き方に悩む【コロナ前のベトナム南部旅行③】

          次に行く街はどうやって決めるか?【コロナ前のベトナム南部旅行②】

           だいたい海外旅行は海外に行くことが最大の目的であって、その国でどこに行こうか、何をしようかなどはあてずっぽということが多い。2015年のベトナム旅行も、行ったことがないからとベトナム・ホーチミンシティ行の航空券を買って、着いた先で考える方式だった。  といってサラリーマンの休みの長さはたかが知れているので、あんまりハードな旅程で僻地へ行くのもしんどい。ホーチミンシティの安宿で地図を見ていたところ、適当な近場で目に付いたのがメコン川の流域にあるカントーという街だった。バスで

          次に行く街はどうやって決めるか?【コロナ前のベトナム南部旅行②】

          ベトナム戦争の博物館が面白い【コロナ前のベトナム南部旅行①】

           第二次世界大戦や太平洋戦争に興味がある。旅行先でも戦争遺跡や関連する博物館があると足を運ぶ。2015年、ベトナム南部の拠点都市、ホーチミンシティを訪れた際は、その延長でベトナム戦争関連の博物館を訪れた。最も印象的だったのは、並べてあった戦車でも当時の写真でもない。英文の説明書きが、かの戦争を「ベトナム・アグレッション・ウォー」つまり「ベトナム侵略戦争」と表現していたことだ。  日本語で一口にベトナム戦争、という。しかし現地の人にとっては、あるいは少なくとも政府・行政機関側

          ベトナム戦争の博物館が面白い【コロナ前のベトナム南部旅行①】